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全研修を見ているオーナーってどんな人?色々聞いてみました

Casa de 凜の研修は、株式会社凜コーポレーションの代表でありCasa de 凜のオーナーである大西が、事前の予定作成から当日のスケジュールまで全て担当しています。そこで、凜便り2回目の今回は、そのオーナーである大西について知っていただけるように、これまで研修を担当してきて感じたことや伝えたいことなども含めて色々質問してみました!

1: まずはオーナーの簡単な経歴を教えてください。

あまりにも複雑で、これまでに携わった業務経験などを順番に記していくと…何がなんだかわけがわからなくなりますので、ぜひ研修でゆっくりとお話をさせてください(笑)

2: Casa de 凜のこの山荘はどうして選ばれましたか?

最愛の妻が末期の舌癌に侵され、医者からは「最期は顔が崩れていく」と脅されて、彼女から「あなた以外には誰にも会わずに逝きたい」と懇願されたことからこの物件に行き着きました。

3: この地域で特に気に入っているポイントや、オススメしたいことなどがあれば教えてください。

静寂、ですかね。雑踏の中で聞こえてくるクラクションや各種人工音が一切なく、季節の虫たちが奏でる声は心を穏やかにしてくれます。また、夜になれば人工の明かりといえるものもほとんどなく、満天の星々と会話を楽しめます。それから、地の人が皆親切で温かいんですよ。

4: このCasa de 凜で研修を始めようと思われたきっかけは何ですか?

妻を喪って間もない頃のこと、東京大学を出て電通に入社し、クリスマスの夜に社員寮から飛び降り自殺した女性新入社員の勤務実態などが報道されました。我が国の最高学府を卒業し大手広告代理店に就職する、そんな人も羨むキャリアを送りはじめたばかりの彼女がなぜわずか 9 ヵ月後に自らその命を絶たなければならないほどに追い詰められてしまったのか…その記事を目にしたことが、やり場のない憤りが頭をもたげるとともに、当時、憔悴しきっていた私にも「まだやるべきことがあるのではないか」と思うきっかけとなりました。

5: 研修を始めてみて、年齢や経歴なども様々だと思いますが、参加される方々を見てきて、何か共通点や思うことなどはありますか?

夭逝した天才・尾崎豊が紡いだ名曲「太陽の瞳」に「♪~ 一人になって 罪を消そうとしても 自分の戒律の罪は消せない 人は誰も罪人だから 覚えてきたものに捕まえられている 一人になりたくない 争い合いたくない~♪」という一節があります。
本当、一応に「覚えてきたものに捕まえられて」いると思います。もちろん、私自身も含めて、ね。

6: これまでの研修に、ご自身のどんな経験が役立っていると思われますか?

あらゆる経験が役に立っていると自負しています。私ほどレフトウイングからライトウイングまで翼を広げて、実世界を飛び回ってきたヤツはあまりいないと思いますよ(笑)

7: これまでで特に記憶に残っている研修中の出来事を教えれてください。

特に、ということではないんですが、(多くの方々が同じような)ある局面に立った時、ですかね。具体的には「ご自身がそのことを潜在的に認識されているのもかかわらず、もう一人の自分は頑なにそれを認めない」という局面が訪れた時、最後の一押しでガラリと局面が変わるんです。ある人は号泣し、ある方は憑き物が落ちたように顔つきが全くと言っていいほど激変するなんていうことがけっこうありますよ。

8: 研修に参加された方々の研修前後での違いに、何か感じることや思うことはありますか?

個人差はあっても、何だか身も心も軽くなりました、といっていただけることは多いですし、一度、泊まり掛けでじっくりと時間を共有した方とは、再会した時の距離感が、それまでとはもう全く違いますよ。

9: 逆に、研修を始めてご自身に何か変化はありましたか?

自分が抱いた感覚・感性にはかなり自信を持っていますが、それを言語化して研修生にお伝えする際の知見に厚みを加えるための勉強があらためて必要だと強く感じています。今はヒルティ・アラン・ラッセルの三大幸福論の特徴やその違いなどを学んでいるところです(笑)

10: 最後に、これから研修に参加される方々に、研修を通して伝えたいことや思いがあれば教えてください。

「地球の歩き方」で世界を放浪したときの思いを、今も宿しながら日々を過ごし生きています。たった一度の人生を“もっと楽しく生き易くする”ための引き出しを探している人は一度勇気を持ってドアをノックしてほしいと思います。

いかがでしたでしょうか?

これがオーナーの全て、ではありませんが、少しはどんな人が研修を担当しているのか、垣間見ていただけましたでしょうか?研修期間中は、オーナーと四六時中一緒です!笑

様々な経歴を持つオーナーの全ては、文字では語り尽くせない程ですが、これまでの経験全てを総動員して、皆さんの研修を実りあるものにしようと真剣に取り組んでいます。気になったことや、聞いてみたいことなど、ぜひ気軽にご質問ください。

[ オーナーの略歴 ]

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‖ 14歳~18歳&25歳 プロゴルファーを目指しゴルフ場でアルバイト。高校生の時、プロ・トーナメントに初出場。

‖ 18歳~24歳 家業である一般廃棄物処理業務に従事

‖ 21歳~24歳 話し方教室に通い、業界に魅せられ、最後は芸能プロダクションに所属するまでに。テレビドラマやCM、舞台公演などに多数出演。

‖ 24歳~26歳 海外遊学。英語、フランス語、スペイン語を学び、競馬発祥の地・ニューマーケットで競馬関係者を応対する際の通訳業務&ゴルフのコーチング。

‖ 27歳~39歳 英国王室御用達の老舗メーカーのロイヤル・ウースター社をはじめ、エジンバラクリスタル社やイタリア・チネリ社、スペイン・レックス社など各種ブランドの日本総輸入代理店として開業。輸入貿易に携わる。

‖ 36歳~56歳 阪神淡路大震災の罹災をきっかけに震災ボランティアを率先垂範。各種団体の設立に奔走~政治の世界へ。映画製作にも携わるなど、芸能関係者の支援各種業務等に従事。

‖ 51歳〜56歳 家業立て直しのため、廃棄物処理業の社長に就任。再軌道に乗った直後、突如最愛の妻が末期がんの宣告を受け、それまでのすべての諸活動から身を引き、妻の看病に没頭。

‖ 58歳~現在 妻の逝去後、バイオリンを学んだことをきっかけに音楽事業の立ち上げに関わり、同時にこれまでの経験を次世代の若者に繋いでいくため片田舎でひっそりと研修事業をスタートさせる。

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