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子育ては無垢で真っ白な心への地道な愛情のすりこみ

3児のワーママ(育休中)kawayaです。

先日読んだ育児書に「子育てとは子どもの記憶づくり」とありました。主旨は褒められた記憶があれば次も同じ行動をしてくれる、という短期記憶から習慣化になるという話です。そこから派生して、私の小さい頃の記憶ってなんだったかなーとふと考え始めました。

自分に残ってる子どもの頃の記憶

記憶力が乏しいのでかろうじて覚えていることといえば、しょっちゅう泣いてほっとかれてたこと(末っ子だったからか)、父親と行った夕方の犬の散歩、休みのたび祖父母の畑手伝い、学校で好きだった先生、友達と行ってた習い事などなど…。旅行とかはあまり覚えてないなーという感じです。

夫に話してみると「子どもの頃の記憶って断片的だよね。出来事自体が記憶に残ってなくても、経験することで考え方や感じ方に影響しているってことが強いんじゃない?だからこそ何かを経験させてあげるって大切だよね。」うん、そうだよね。覚えてなくても周りの関わり方や環境が自分の価値観を作り上げたはず。それが行動にも反映されてると感じます。子どもの頃、自分がしてもらって良かったことは自分の子にもしてあげたいし、反対に叱り方は自分が叱られたのと同じようにやってしまってる…。

子育ては心へのすりこみ

よく言われる自己肯定感も、思い出深い特別なことをするというより、日々の過ごし方や関係性から少しずつ構築されるものであって、無垢で真っ白な心に愛情をせっせとすり込んでいくというイメージです。そんな作業を根気強く積み重ねていくことで、その子自身の心が作られる。それが子育てかなと思いました。

例えばどこか旅行に行った時、それ自体を覚えていなくとも旅先で出会ったものから得た自分の感情の新たなカケラを広げていってほしい。次の夏休みの旅先を考えつつ、そんなことまで思考が飛んでいったGW後半でした。

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