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一人一人の思いを知れば知るほど開催して良かったんだなと思える東京オリンピック。

東京オリンピック。

開幕前までは懐疑的だった私ですが、いざ開幕しテレビで放映されるのを観る度にのめり込んでおります。

昨日はバスケット。

八村選手の知名度は抜群で3人の子供達もバスケのルールなんて全く知らないくせに、わーキャー言いながら初めてのスポーツ観戦。

毎日書かせている次女の日記にも

「今日はバスケットボールを見ました。かぞくで見るのははじめてだったから楽しかった。日本とスペインでした。日本がまけてくやしかっです。」 

と書いてあり、

確かに家族みんなでスポーツ観戦するのは初めてで、熱戦を応援する白熱した子供達の姿はなんとも言えず、こんな一体感を味わったことないな~と新しい発見がありました。

そして今日はソフトボール。

私自身も弱小チームでしたがソフトボールのピッチャーをしていた経験があるので、上野投手がどれだけ凄い人かは知っています。

マイナースポーツと言われていた (いる) ソフトボール。オリンピックの種目競技に13年ぶりに戻ってきて、世界のアチコチで引退した選手が「もう一度世界を目指す!」と現役に戻り、やるのかやらないのか不確かな今日を何年も前からロックオンして、ひたすら信じて頑張ってきたんだな~と考えると、敵も味方も関係なく熱いものが込み上げてきました。

日本チームの、

「どうしても上野投手をこの最後になるであろうオリンピックで勝ち投手として金メダルを獲らせてあげたい!」

という、チーム一丸となった強い思いがヒシヒシと伝わってくる素晴らしいゲームでした。実際オリンピックを観て初めて涙が込み上がってきて、感動するってこういう事を言うんだな~としみじみと感じました。

                    これぞチームワーク。

思いが一つになったチームは一人一人が「+」でなく「×」で繋がっていくから想像以上の力を発揮できるんですね、きっと。

最終回に再登板した上野投手。

2点リードで勝っているとは言え、2点差なんてすぐにひっくり返される点差だし、ましてや相手は4番からの好打順。

しかも7回表でホームランになりうるボールを、アメリカチームのレフトの華麗なるジャンピングキャッチのファインプレーで、なんとなく流れがアメリカにシフトしている気さえするなかの再登板。

オリンピック、もしくは現役最後の登板の上野投手。

このプレッシャーはどれだけのものなんだろう。

それは相手打者にも同じ事が言えて、アメリカチームの中にもこれが最後のオリンピックになるであろう選手はいるだろうし、この日のために全てをなげうって努力してきたのはみんな同じなんだろうなと考えるとどちらも応援したくなる。

サバンナの食物連鎖をチーター側から観るのか、ガゼル側から観るのかでストーリーは正反対で伝わってくるのと同じなんだと。

そして、お互いの「ここは決める」というメンタルの強さは半端ない。だからこその頂上決戦なんだなとため息が漏れる。

そのメンタルの強さを誇示するかのように上野投手の素晴らしい抑えでの感動のフィナーレ。Liveで観れたこともあり一人感動に酔いしれる母一人。

とにかくこのオリンピック、選手一人一人のこれまでの「ストーリー」と「努力」を知れば知るほど開催されて良かった。と思えるように変わりました。

IOCや政治がどうあれ、輝ける場所を信じて頑張ってきた全世界の選手の皆さんが、輝ける場所を獲得し、そして精一杯活躍してる姿を見て感動を分かちあってくれている。

コロナ下で乾き始めた心に熱い思いを蘇らせてくれる、そんなオリンピックにまだまだ目が離せません。


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