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キッチン作りも終わりに近づいてきました。と思うでしょ。それがですよ。そこが素人(私)の甘いところでしてね。カウンタートップ表面のペンキを塗りながら、ああ、これネイルと同じ要領なのかな。ということは、ぽってり厚く塗れば表面スルッと平になるのね、と。流し込むようにぽってりてろ〜んと塗ったらまぁ大変。ペンキや塗料、塗る道具にはそこそこ詳しいラテンアメリカ最大にして最古(から2番目)のメキシコ国立大学美術系ご卒業のクマ夫が私の後ろで呆れ顔。
「ペンキは薄く、何度かに分けて塗りなさい」ひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、知りませんでした〜〜〜〜〜〜〜〜〜。そしてもう遅い。乾くまでの間、猫たちが乗って大惨事にならないように箱を被せておいてはみたが、水分が抜けるとともに皺が出てきてしまった。つるんと仕上げを目指したはずが逆にでこぼこやねん。

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気を取り直して。

前もって購入しておいたガスオーブンを所定の位置にはめて。前の家を引っ越してから1ヶ月ぶりぐらいにガスを使って料理ができた。ちょっと感動だよね。最初のメニューはもう疲れ切ってて、カリフラワーの茹でたのに袋ラーメン。うん。在外邦人にとって袋ラーメンはご馳走なのです。

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カウンタートップの下はパレットを分解して上下二段の台を作る。大工仕事も同様に素人でございますので、あれこれ考えるのに時間がかかる。やりだした方が早い。床も壁もきっちり水平、きっちりまっ平、ではないので微調整の連続。何度も現場に置いては外しを繰り返して、グラつかない形にしてからブロックにネジで留めつける。

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台に乗せるお鍋やフライパンが排水パイプにぶつからないよう、冷凍庫が梱包されてきた資材がちょうどいい大きさなので仕切りに使う。求めれば与えられるのだ。コンクリートの床面にも、同じく梱包資材のジャストサイズ発泡スチロール板を敷く。余す所がない。うちに来たものはゴミになる前にもう一度、使命を持つことになる。


元々、観音開きの扉や引き戸はつけるつもりはなかった。もっとシンプルで構わない。パレットの切れ端で適当に作った爪(ていうん?)をブロックに取り付けて、塩ビパイプを渡し、そこにカーテンをつける。これで十分。

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あとは、壁の空いたところにこれまたパレットの切り落としで作ったカップホルダーを取り付け、完了。

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おそらく今後、まだ空いている壁の隙間に少しずつ棚やラックを足して行くことになるんだろうけれど、とりあえずはこれで。
キッチンを使っている間にあれやってこれやって、少しずつ便利に機能的に使えるように成長していくんだろうな。というか、そうしなきゃ。

 カップボード(食器棚)だけは地元で買った。作ろうとも思ったのだが何せ素人。完成まで何ヶ月かかることやら。ちょっと急いでいたので飽きない「田舎スタイル」を購入。

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もうちょっと大きくてもよかったかな。

いやいや、これ以降はもうあるものでなんとかしていくべ。

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