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2021年の雨季が始まりました。
ほぼ毎晩のように雨が降り、大地がごくごくと水を飲んでいます。
しっとりとした空気が優しい。
朝ンポにミヨちゃんとカニちゃんがついてきた。
 

一階の東側(少し下がった部分)は私たちとその家族が来たときの寝室、共有バスルームを予定している。いよいよ、その寝室2を作る時が来た。日本にいるオカンが、夏の間、避暑を兼ねてやってくると言うのだ。

 この右下のピンクで囲った部分がそうだ。

ここを作る

 実はここの壁は、2020年6月に施工業者から引き渡されて最初に漆喰などを塗っていた。が、そこから数ヶ月の間、自分たちの寝室(仮)として使っていたため作業はそこまでとなっていたのだ。

オカンが来るのが7月中旬。きっちりその1ヶ月前から作業再開をした。

まずは漆喰とシーラーをまだ塗りきれていない壁を私が担当し、その間にクマ夫が隣の「作業部屋」との壁を作ることに。高さ80cmほどまでをレンガで積んで、そこから上は石膏ボードを設置する。クマ夫はYouTubeで石膏ボードの取り付けかたを勉強している。

彼のアイデアで、防音のための緩衝材を2枚の石膏ボードの間に挟むことに。たまたま他の用事で立ち寄ったリサイクル梱包資材の倉庫でぴったりのものを見つけた。精密部品の輸送に使われたフワフワの突起のあるスポンジ。まさに録音スタジオの室内のアレ。これを車に詰めるだけ積んで帰ってきたクマ夫の得意そうな顔ったらないわ。

これね

さて、壁作成はクマ夫に任せるとして、私は室内に取り掛かる。

漆喰、シーラーを塗り乾いた壁に白のペンキを吹き付ける。乾かしている間に、オカン御所望の「ミニキッチン」を作る。パレットを切り、流し台の天板になる木にヤスリをかけニスを塗る。それが乾く間に壁のペイントをする。スプレーを使い、真っ白な壁に色を塗り、完成まで2時間半。ささっとね。

白がベースで
ほんの少しクリーム色を上に、青を下から
あんず色のパッチをして
純白で光の点を散らす

流し台作りは少々難儀する。と言うのも、施工業者の「手作り感満載」な工事で、ちょうど邪魔な位置にある柱がちょっと菱形になっているのだ。微調整をしながら天板を組み立てる。

あ〜、ペケ台欲しい〜〜


案ずるよりも産むが易しで、あれこれ頭の中で考えているよりも実際部材を手に取って組み立てているうちにスルスルと出来上がってくる。何かが降りてきた感じさえする。ど素人もいいとこの私が通算12時間かけて作ったのがこちら。

まあ、色々細かいところ見ると寸法足りないとかあれこれあるけど、結果オーライ。頑丈で水漏れしなければそれで良い。

パレットそのままの色だと汚らしいけど、さっとペンキひと塗りして「鄙びた農園風」を演出。頭の中ではあの匠の番組テーマが流れている。

なかなかでしょ

クマ夫が石膏ボードを取り付け終えたところで、上から下まで、シーラーとペンキを塗る。

 オカンが来るまであと一週間。

 実はこの頃怒涛のような忙しさで、本業の仕事が舞い込み急遽数日そちらに専念することに。その上前から予定していた友人の結婚式、クマ夫が所用で実家に戻る、私の1回目のワクチンなどでバッタバタしていたし、制限時間もあったりで大変だった。ようやったわ、ほんま。

久々、都会に出てお仕事したり
仲良しサンドラちゃんとチェぺの結婚式にでたり

床のペンキを塗り、扇風機を一晩中回して乾かす。床を塗り終えて乾いたのがオカン到着2日前。そこから、お部屋に必要なものを買いに走り、到着数時間前にベッドメイキングを終え、準備終了。

床ぬって
ミニキッチンらしくなったでしょ
途中経過
カーテンつけて家具置いて
あらやだ、メルヘンチック


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