ついにトキワ荘訪問が実現!・・・そしてあの噂のお店へも・・・
度々(私的)トキワ荘ブームで、noteも書いてきましたが、年の瀬も押し迫る中、ついに聖地トキワ荘ミュージアムを訪れる事ができました。
訪問するにはやはり西武線池袋線で椎名町駅から行くのが正しいのかもしれませんが、現在では大江戸線の落合東長崎が最も近いのでこちらを利用しました。
まだ長時間歩ける状態でないので・・・
元の住所とは違うそうですが、あの「まんが道」で何回も見た偉容です。
まだ復元されて間も無く、建物としては新しいのでしょうが、エイジングというか、昔のアパート感、しっかり出してます。
階段もわざと「ギシギシ」いうとか。
今回は企画展「ふたりの絆 石ノ森章太郎と赤塚不二夫」も見るためにやってきました。
一部屋ずつ見ていったのですが、大変面白かった。
「ここがテラさんの部屋か〜」などなど。
でも正直、四畳半って狭いですね。
まんが道に二畳から四畳半になって広大になって喜んだという描写がありますが、四畳半でも狭いっす。
何もなければまあなんとか・・・と言う感じですが、実際に生活する場合、他に机とかタンスとかあったわけで。
これですからね。
これで一部屋で何人も生活するのはキビシかったのではと思うのですが。
さて、復元トキワ荘の次は企画展です。
一番奥の部屋がエレベータになっており、一階に降りると、
別世界が広がっていました。
いきなり白い壁の洒落た空間。
ウルトラセブンのメトロン星人の回で、古いアパートから宇宙船がでてくるシーンがありましたが、まさにあんな感じ。
いきなり未来感!
そして、「ふたりの絆 石ノ森章太郎と赤塚不二夫」を見学。
当時の貴重な直筆原稿がたくさんありました。
石ノ森氏の高校時代の作品があり、絵自体は当時のまんがまんがした絵なのですが、構図などとても高校生とは思えない・・・。赤塚不二夫の手記に石ノ森は会うまで30歳くらいだと思っていた、とあります。
これは天才現る!とざわついたのも頷けますわ。
また初期の赤塚不二夫氏の原稿もまた、綺麗。
と、いうかみなさん線がとてつもなく綺麗です。
面白かったのが、直筆原稿が皆青鉛筆で塗りたくられていること。
知らない人が見たら、青と黒の二色カラーだと思うかも(^_^)
自分も知識としてしか知りませんが、これってあれですよね、スクリーントーンが一般的になる前はこうやって原稿に指定しておけば、製版の段階でトーンみたいな網かけをしてくれたんですよね。
気になったのが、単純な髪の毛とか服とかを塗っている以外に、かなり複雑な指定(雨降りのシーンなどで背景をかなり複雑な模様)しているものもあって、当時製版工程の作業が大変だったのでは・・・と感じました。
貴重な直筆原稿が沢山見れて大満足でした。
さて、実はここに来たからにはもう一ヶ所行かねばならぬところがあるのです。
それは・・・
松葉!
あのまんが道に何度となく登場する「ンマ〜イ!」ラーメン屋さんです。
ラーメンとライスのトキワ荘セットというのもあったのですが、奮発してチャーシュー麺とギョーザに!
やはり想像違わぬ美味さでした。
と、いうか懐かしき古き良きラーメンの味。
美味しかった。
これをトキワ荘の面々も食べたのだなあ、と感慨もひとしお。
でも、戻ってきてから、まんが道大解剖読み直したら、松野喜多枝氏(A先生の実姉)のインタビューで松葉はやきそばが美味しい(出前もやきそばが多かった)という記事が・・・ガーン。
知らんかった。
また行きたいですね。
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