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【Carstay創業メンバー取材Vol.8】広報責任者の中川生馬がざっくばらんに広げていくバンライフの世界

Carstay公式マガジン第8弾は、広報責任者の中川(@iku203)のインタビューです。

限界集落からフルリモートでのスタートアップ参画、広報の業務内容、Carstayで広げていきたい世界について伺いましたのでご興味ある方はぜひお読みください*


広報責任者(PRO)の中川の経歴

2001年:IT系ベンチャーに新卒で入社
2002年:共同ピーアール株式会社へ転職
2007年:ソニー株式会社へ転職し、広報担当へ
2010年10月:脱サラし、バックパッカーに
2012年:ハイエースを購入し、バンライファーに
2013年5月:石川県穴水町へ移住
2018年12月:Carstay株式会社へPROとして参画


*中川が石川県穴水町へ移住するまでのエピソードはこちら↓


現在のCarstayでの業務内容について教えて下さい!


私はCarstayの広報責任者(Public Relations Officer)として、いわゆる広報全般を担当しています。


具体的には、ニュースリリースの企画・作成から、メディアへの掲載に向けた折衝活動、取材のアレンジ、イベントへの参加などです。

また、私自身が個人のバンライファーとしてメディアから取材を受けることも少なくないので、その時には必ずCarstayのPRになるように繋げます。

そのため、Work as Lifeといいますか、私にとってCarstayの仕事は、単なるお金をもらうための時間の切り売りではなく、"私事"として、やりがいを感じながら広報の仕事をやらせていただいてます

愛車のアネックス社製・ハイエース(動くオフィス)から


Carstayとの出会いは何がキッカケでしたか?


最初にCarstayを知ったのはニュースリリースの記事です。

もともとバンライファーとして、車中泊やバンライフの情報収集はしていました。特に、”車中泊できる場所が可視化できたら良いのに…”というのは兼ねてから感じていたことなので、リリースを見た瞬間、「とうとう来たか」と身体に電気が流れるような感覚になったのを覚えていますね。


そして、CEO宮下をインターネットで検索して、facebookからコンタクトを取って、能登から東京まで行きました。2018年11月のことです。

彼の第一印象は、26歳の若者ながらも、人を惹きつける個性と、大胆さと謙虚さのバランスが取れている人だなと感じました。また、よく人の話を聞くので、一緒に仕事ができたら、自分の個性も活かしてもらえるだろうなと、そう率直に感じて、広報として一緒に働かせてもらえないかと、すぐに私の方からアプローチしましたね。

1度は話が纏まらなかったのですが、再び2019年1月にCarstayのオフィスへ訪問しました。そこで、Carstayは2週間後にプロダクトリリースを控えていたのですが、"もし力になってくれるなら仲間になって欲しい"と宮下から言われました。無事に、1月末に日経産業新聞の一面を飾ることが出来ました


実際にCarstayに参画してみてどうでしたか?


文化と市場を0から作っていく大変さと面白み
を日々感じていますね。ライフスタイルの事業化というチャレンジをしている数少ない会社です。

当初は、CEOの宮下も、共同創業者の岩本も、そこまでバンライフをやっている訳ではなかったのですが、つくばVAN泊 → カートラジャパン → 東京モーターショーなどの大きなイベント出展やキャンプイベントを通じて、どんどんバンライファーになっていく様を見ていました(笑)

つくばVAN泊2019


私はバンライフを2012年から約7年間やってきていたので、その点、Carstayに必要な"ユーザー目線"を持ってこれたように感じましたね。プロダクト改善はもちろんのこと、メディアに対しても、体験ベースでバンライフの価値や、Carstayの可能性を伝えられるので、メディア担当者さまからも、"記事にしやすくて助かる"と言われることも多かったですね。

カートラジャパン2019


参画から4年、スタートアップの環境はいかがですか?


私もスタートアップに参画して、4年間も創業メンバーとして関わるのは初めての経験でしたが、どんどん会社が変化しているように感じています。


Carstayのこれまでの4年間は、①車中泊スポットのスペースシェアのリリースまで(2018/6~2019/1)、②キャンピングカーのカーシェアのリリースまで(2019/2~2020/6)、③モビリティを通じた災害支援「バンシェルター」の実施期間(2020/4~2020/9)、④サービスのグロース期間(2020/10~2022/9)という形で4つに分けられると思います。

この点、私は①〜④のすべての期間を経験している数少ないCarstayメンバーなのですが、個人的には③から会社の雰囲気が変わったように感じますね。

ワーケーション合宿2022


まず、会社のミッション「Stay Anywhere, Anytime」、ビジョン「Drive and Dream」、バリュー「First&Fast / Uniqueness / Fact Driven / Entrepreneurship」が明文化されました。

そして、会社のKPIを自動的にモニタリングできる体制を整えて、何をどうしたら数値がグロースするのか、どのように外部要因の変化に耐えながら、生き延びるのかを日々議論し、PDCAを回す日々が始まりました。

そこで初めて、会社全体としての一体感が生まれ、スタートアップとして成長し続けなければならない、という共通認識を会社で持てたように感じています。


Carstayの広報をする上で大事にしていること


第一に、ビジョンから語ることですね。現時点で生み出した企画やサービスの詳細のみを説明するのではなく、これが将来的にどのように意義を持つのか、なぜ今それをやる必要があるのかという、時系列も含めて話すように意識しています。

特にバンライフという勃興したばかりの文化を話す際には、それが将来的なライフスタイルとしてどのように確立しうるかまで話さないと、メディアにも取り上げてもらえないです。そのため、CEO宮下の頭の中の世界を理解した上で、それを翻訳して伝えることを常に心がけています

モバイルハウスビレッジ2019


第二に、攻めの広報という姿勢です。今まで振り返ると、この4年間で116本のニュースリリースやお知らせを配信してきました。バンライフという文化はまだしも、私たちCarstayのことを知って下さってるのは、まだまだほんの一握りの方々だけです。そのため、知ってもらうため、価値を理解されるための努力は欠かさず、謙虚に愚直に、やり続けることが大切に思います。

特に会社の状況がベストでないときほど、広報を起点としてモメンタム(勢い)をつくっていきたいと思いますね。これまでも、バンシェルターの活動をしているときはリリースを打ち続けたことが、結果的に功を奏しました。テレビ東京「ガイアの夜明け」にCarstayを取り上げていただけたことを、昨日のことのように思い出します。

ガイアの夜明けで「バンシェルター」について語るCEO宮下


今後、Carstayをどんな会社にしていきたいですか?


将来、バンライフという生き方を選択できる社会にとって、当たり前のように必要なもので、今現在は存在していないものを、生み出せる会社でありたいと思います。

これから段階的に必要なものを定義していき、サービスに落とし込み、そしてその価値を発信することを広報としてはやっていきたいですね。


また、私個人としては、私の娘のような次世代の人たちに、バンライフという世界やライフスタイルを引き継いていきたいという想いがあります。

そのために、私が運営するシェアハウスの「田舎パックパッカーハウス」は"住める駐車場"として、バンライフステーションに登録しているので、若いバンライファーの人たちの寺子屋的な存在として、遊びに来てもらえたら嬉しいですね。

田舎バックパッカーハウスにて


創業期からCarstayを見ていて、どんな人がマッチすると思いますか?


やっぱり、バンライフに興味がある人、バンライフが好きな人じゃないですかね、1番は。最近、Carstayはメンバーが急激に増えているのですが、バンライファーの方々が続々と参画しているのが良い傾向にあると思います。

Carstayのやっていることを一言で表すと、「ライフスタイルの民主化」なんですよね。ガイドブック通りの旅や、企業が決めた働き方などの、誰かに決められた枠を飛び越えて、バンライフという生き方で誰もが自分らしく在り続けられる、そんな世界を作りたいと思っています。


そのため、そんな気持ちが強いバンライファーがCarstayに参画し、自分たちの手で、自分たちが理想とする社会をつくることに意義があると思います。

また「バンライフ×●●」という形で、専門性を持った集団になることで、企業としても、しなやかさと強さを両方持てるのではないかと思います。


最後に、Carstayに興味を持っていただいた方へメッセージをお願いします!


私たちと一緒に、縛りなく、ざっくばらんに、世界を広げる感覚で、気軽に、Carstayに入り込んできて欲しいですね。

バンライフの世界を広げたいという志がある人はぜひ来てください。

一緒に世界を広げましょう!


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以上、広報責任者の中川のインタビューでした。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました*

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Carstay株式会社では、ミッションである「Stay Anywhere, Anytime.|誰もが好きなときに、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」を実現するため、国内最大のキャンピングカー・車中泊スポットの予約サービスを運営しています。企業さま・自治体さま・メディアさまと是非連携させて頂きたく、また新たな仲間も募集しておりますので、下記URLより、ぜひお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです:https://carstay.jp/ja/contact

2022.09.22

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