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キャリアコンサルタント勉強法~学科編~

※こちらはキャリアコンサルタントの資格を目指している人、資格取得を検討中の方に向けた投稿です。

まず私は2021年3月~7月までキャリアコンサルタント養成講座に通い、10月末に学科試験、11月に実技試験を受け、晴れて合格しました!
合格したてほやほやの身ですが、学科・実技ともに一発合格した私が行った勉強法を公開したいと思います。

養成講座はマンパワー
資格取得団体はJCDA
(学科はJCDAもCCも同じ問題になります。)

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さて、本題です。
キャリアコンサルタント学科試験の範囲はものすごく幅広く、出題内容も多岐に渡ります。

・社会情勢
・労働環境に関わる法の問題
・カウンセリング理論や理論家
・グループワークや個人面談の流れ、アプローチの手法
・カウンセリングや支援の場で使用するアセスメントツールについて
・キャリアコンサルタントの倫理に関する問題
・キャリアコンサルタントの自己研鑽について…etc.

扱うのが子どもから大人・高齢者まで関わるキャリアの問題、社会的マイノリティの方に向けた支援やマジョリティへの啓蒙活動…と多岐に渡るため、必要な知識ではありますが、書き出せばきりがない。。。
これらを効率的に覚える方法なんて、一言で言えば「ない」に等しい(汗)

では私はこれを、どうやって勉強していったのか。。。
それは、「書く」コトです。

元々書くコトが好きな私は、とにかくテキスト(養成講座で渡されたもの)を読んでは、書きまくる。
これを養成講座に通ってるうちから繰り返しました。

テキストを丸写しするのではなく、テキストを読んで重要だと思う言葉、自分なりの理解を書き出します。
(こんな感じです↓)

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「書く」コトの良い点は、インプット+アウトプットが同時に出来るコト。
これだと記憶の定着率が、読むだけの場合に比べて格段に上がります!!

テキストを読む=インプット

それを書き出す=アウトプット

その自分で書いたものを読み直す=再度インプット

とにかくこれを繰り返していました。
養成講座のテキスト以外には、講師が勧めていた本も購入し、そちらも読みました。
(購入した本はコチラの3冊↓)

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「新時代のキャリアコンサルティング/労働政策研究・研修機構」
「キャリアコンサルティング理論と実際 5訂版/木村周」
「新版キャリアの心理学 第2版/渡辺三枝子」

本の内容についても、重要部分を抜き出して書く。
読む→書く→読む。。。
本当にひたすらその繰り返しです。
(軽く腱鞘炎になりました汗)

この時カウンセリング理論や理論家は、初見で覚えるのは難しすぎると感じました。

「理論の内容は覚えても、それが誰の理論だったか分からない
「理論家の名前は出て来ても、その人がどんな理論を提唱したのか思い出せない

といった、いわゆる”顔と名前が一致しない”に近い現象が起こっていて、養成講座仲間もそれは同じ様子。

それなら…と、自分でノートに書き出した内容の中から、
”カウンセリング理論&理論家”
のページを見て、改めてまとめ直していきました。
(こんな感じです。
現在公開している有料記事のシャインをチラ見せ↓)


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そして養成講座が終わった後、何も見ずに過去問をやってみました。
結果は第17回、第16回、第15回の試験全て赤点

合格ラインの70点になんて全然届かない、30点台ばかり。
(あんなに書いたのに泣)
ここでテキストに書いてあるコトと、試験で問われるコトは違うんだと悟ります。

ただ、カウンセリング理論&理論家については正解が多く(というかほぼそれに関する点数のみを稼いでる状態)、ここについては
「これで良いんだ!」
とも思いました。

今度はテキストではなく自分で書き出したものを読み直して、試験で問われるコトを意識しながら、さらに要点を絞って書き出していきます。
これによってテキストの内容が、最終的には1/3くらいの量でノートにまとまりました。

それと並行して、
”カウンセリング理論&理論家”
を、更に精度をあげてまとめていきます。

インプット→アウトプット→インプット。。。

その後、再度過去問をやってみると、結果は60~70点台まで上がりました!!
この時点で、4択から2択に絞って悩みながら選んだものが不正解だった問題もいくつかあり、これらを自信を持って答えられたら合格ラインには届くのではないかという希望も見えてきました。
(逆に2択から選んだものがたまたま正解していたという問題もあり、まだまだ危うい状態ではあります。)

この辺で、過去問の分析も始めていきます。
あらゆるジャンルを網羅していて、かつどこの部分から出題されるかが受験回によってまちまちな学科試験ですが、
”カウンセリング理論&理論家”
については、毎年多くの問題数が割かれているコトが分かります。
(毎回2~3割くらいがこれに関する問題。
第18回で言えば50問中12問が出題されていました。)

社会情勢や法律関係の問題に関しては毎回出題はされるものの、どの部分に焦点をあてた問題かは受験回によって異なり、出題数もそれほど多くありません

また、第18回では令和2年度からの問いもいくつかありました。
コロナでガラッと変わってしまった部分も多く、これまでの過去問では解けない問題です。
その辺りは今年出版された本や、厚生労働省のHP等から学ぶしかありませんでしたが、私はここに関しては第17回までの傾向を踏まえた問題集を購入し、サラッと解いた程度。
いわゆる捨て問扱いにしました。

令和2年の、どのジャンルの、どんな問題が出題されるかが分からない点、しかし出題数としてはそこまで多くはないだろうという判断です。
(購入した問題集はコチラ↓
マンパワーのものです。)

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「国家資格キャリアコンサルタント学科試験 速修ポイント&模擬問題集 5訂版/日本マンパワー」

結果、第18回の試験問題で令和2年度のデータを扱ったものは5問出題され、そのうち私が正解したのは2問でした。

皆さんご存知だと思いますが、学科試験は50問中35問正解で合格できます。
逆に言うと、15問は落としても良い
(もちろん全問正解できるなら、それに越したコトはないですが…)
ただでさえ幅広いジャンルから出題される為、完全網羅するのは無理だという諦めも必要です。

ちなみに毎回
”キャリアコンサルタントの倫理や姿勢”
に関する問題は3問程度出題されていますが、これは養成講座を修了していれば普通に解ける、いわゆるサービス問題です。
逆に完全な捨て問(ほとんどのテキストや書籍にも載ってないような、誰が分かるねん問題)も、毎回1~2問出題されています。

どこに時間を割いて、どこに時間を割かないのか
その決定が合否を左右するのかもしれません。

私の中では
①カウンセリング理論&理論家
②グループワークや個人面談の流れ、アプローチの手法
③カウンセリングや支援の場で使用するアセスメントツール

この3つは出来るだけ完璧に習得する。
(たとえ試験に出なくても、今後キャリアコンサルタントとして必要な知識でもあります。)

その他については
④労働基準法関連の法律を覚える
⑤社会情勢の大まかな流れや動きを把握しておく
がベストかなぁという感じです。

最後に、私の試験結果です。
50問中、自信を持って答えられたのが33問
2択まで絞れているけど自信がない問題、何となくこれが正解だと思うけど確証がないという問題が13問
残り4問は全くチンプンカンプン(汗)

結果、82点(41問正解)での合格でした。
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ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
最後に少し宣伝をさせて下さい。

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