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エドガー・H・シャイン(1928~)の理論
1.理論の原点
~組織心理学~
元々”洗脳”について心理学的研究をしていたシャイン。
朝鮮戦争の終結後、捕虜となって洗脳された米兵を診断・治療していく中で洗脳にかかりやすい人/かかりにくい人がいること、また洗脳が解けやすい人/なかなか抜けれない人がいることに気付いたことが原点となる。
それをビジネスの世界へ転用し、組織と個人の相互作用という点から「組織心理学」という分野を開拓。
「キャリア開発の視点の本質は、時の経過に伴う個人と組織の相互作用に焦点があることにある。」
(シャイン)
個人がキャリアを考える視点と、組織がキャリアを考える視点の両方があってこそ成立するもので、組織のニーズと個人のニーズは並行していて、両者の調和を図る過程が中間にある。
2.内的キャリアと外的キャリア
・内的キャリア:仕事に対する動機や意味づけ・価値観等、主観的な側面
・外的キャリア:経験してきた仕事の内容や実績・組織内での地位等、客観的な側面
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2-1.組織内の3次元モデル「キャリア・コーン」
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