都内共働き夫婦が利用した産後ケア・家事サポートサービス
我が家は夫婦共々地方出身で親が遠方に住んでいて手伝ってくれそうな親族が近くにおらず、子供が生まれる前は子育てにはかなりの不安がありました。
そこで、我が家は産後ケア・家事サポートサービスを利用して産後の負担を減らし、とても満足のいく内容だった(現在も継続中)のでその体験談を記します。
産後直後の家事の大変さ
産後直後は覚悟はしていたものの、二人とも慣れない育児は想像よりとても大変でした。
睡眠については旦那と交代で寝て子供の世話をしたので、想像していたほど睡眠不足でフラフラ・・・という状態には陥らなかったのですが、自分の食事が後回しになってしまいがちになっていました。
産前は正直ご飯くらいなんとかなるだろうと思っていましたが、新生児の世話をしながらの料理なんて旦那が仕事の昼間は特に、疲労も相まってほぼ不可能でした。
そこで、事前に予約していた産後ドゥーラ・家事サポートが大活躍でした。
具体的なサービス
産後ドゥーラ
産前産後の母親をサポートする協会です。
ドゥーラの講習を受けた方が、個人事業主としてサポートを行なっているようです。(この辺は受け売りで詳しくないです、すみません)
なので、ドゥーラ認定の方をHPより探し直接メッセして、サポート頂けるかを交渉します。ドゥーラの方それぞれで料理やお母さんのケアなど得意分野が異なるので、自分が何をお願いしたいかを決めて探されると良いと思います。
私がドゥーラを利用したきっかけは、区の産後ケアとしていくらか補助が出ると妊娠した時に助産師さんから伺ったことでした。補助が出るかどうかは自治体によりますので、お住いの自治体のHPをご確認ください。
参考:品川区
利用後にドゥーラさんが利用した時間を記載した申請書をくれますので、必要事項を記入して区に郵送しました。振り込みまでは時間がかかるようなのでご注意ください。
タカミサプライ
家事代行サービスです。
選んだきっかけは、勤めている会社の福利厚生で、約3割ほど安く利用できたからです。最近は育児サポートに力を入れている会社も増えてきましたので、会社員の方は夫婦それぞれの会社の福利厚生を見直してみると良いかもしれません。
ちなみに私の会社が提携しているのはWELBOXというサービスです。
他有名なのはリロクラブなどでしょうか。
また、内閣府でもベビーシッター割引制度があるので、会社によっては利用できるかもしれません。
ドゥーラさんにお願いしたこと
具体的にドゥーラさんにお願いしたことは、作り置きの食事を作ってもらうことです。
私の場合、最初の1ヶ月は週2、2ヶ月目は週1でサポートをお願いしておりました。
母乳を詰まりにくくしないような野菜中心の食事を作ってくださり、非常に助かりました。
産後最初の1ヶ月の新生児は昼夜のリズムも整わず授乳間隔も短いので、世話をする側はご飯をゆっくり食べる暇なんて中々ないのですが、ご飯さえ炊けばドゥーラさんの作り置きをチンしてなんとか食べることができました。作ってもらわなければまともに食事なんてできなかったと思います。
家事サポートにお願いしたこと
水回りを中心とした掃除です。私は隔週で来て頂いてます。
合間に掃除機をかけたりくらいはできるのですが、疲労が蓄積してくるとそれすらしんどくなります。また子供が泣き出すとがっつり掃除するのは難しかったので、こちらも大助かりです。
お願いしてよかったこと
ドゥーラさんに関しては栄養のある食事が取れたことはもちろん、最初の1ヶ月は基本1人で引きこもって育児をするので、大人と話す機会が断然減ります。そんな中話し相手になって頂くことで、育児のストレスがかなり軽減されました。
またいくらネットに情報が溢れているといっても、初めての育児で何が正しいかを取捨選択することは中々困難です。困ったことをすぐに相談できたことが私にはとてもありがたかったです。
例えば母乳に良い食事について教えて頂いたり、(油が多いものや砂糖は詰まって乳腺炎になりやすくなるらしい)乳児湿疹ができた時に、状態を確認して頂いた上で大丈夫なのかどうかを相談でき、とても安心しました。この安心感は、初めての育児の際にはなんとも得難いものだったのではないか、と今振り返って改めて思います。
家事サポートに関しては、上記に記載した通り世話しながらがっつり掃除することが難しいため、少しずつ汚れていく家を綺麗にして頂いて物理的にも精神的にも良かったと思っています。家事はしばらくはできなくてもしょうがないのですが、ずっと家にいて部屋が汚れていくのは精神衛生上よくない方も多いのではないでしょうか。綺麗に掃除頂けると、やはり気持ちよく育児できます。
私の場合は来て頂いた方がとても明るく、赤ちゃんをあやすのも慣れている方なので、話し相手にもなっていただき毎回来て頂くのがとても楽しみです。
まとめ
補助は自治体や勤務先にもよるかと思いますが、最近は育児サポートサービスがとても増えて来ましたので、大変な育児を乗り切るには必須であると思っています。一人で頑張らず、色んな方に頼って未来ある子を育てて行けたらと思います。
以上です。
子供に何か買ってあげます!