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故障は修理時の…立証責任

 取引先に紹介されたユーザーから、ネットで購入した足回りの新品部品を取りつけ(交換)を依頼されたが、そのことで事業者から相談があった。

 事業者の話では、修理後、しばらくして「エンジンのチェックランプが点いた」とクレームを受け、ユーザーは「修理の際の作業ミスが原因だ」と言う。

 しかし、作業箇所と点灯しているエンジンのチェックランプとはなんら関係がない。

 このユーザーを紹介してきた取引先も弊社の作業とチェックランプの点灯に因果関係はないと思う(紹介だけなので車に詳しいわけではない)と言っているが、ユーザーは弊社の落度だと言い張り、毎日電話をかけてくる。

 苦情は同じことの繰り返しで時間も長く、本当に困っている。

 これ以上このことで時間を割きたくないので専門家を入れて話をしようと思いたち、そちら(当方)に電話した、とのこと。

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毎月請求書を送っていたら時効はないと思っている方の多いこと。売掛がトラブルの元なら種は払拭しないと。 ※本稿は、実例を基に構成していますが…

マイナーですが必要な方も多い情報なので事業者には好評です。ただ、内容はあくまでも参考程度にお願いします。時々講演会にも呼ばれますので購入代金はその際の交通費の『サポート』に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。