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先代おじさんの事業干渉

 整備の相談だけでなく『その他』の相談もとりあえず聞いてみよう、的な感じで聞かれることが増えた。
 この時もそんな感じで人生相談的なウェイトが大きい。

  先代社長(親戚のおじさんだそうだが話を聞くと少々複雑)から事業を引き継いで数年になる。

 先代は毎日のように出社してきて忙しく立ち働いている従業員に話しかけ、無益な話を滔々と述べて会社で時間をつぶす(と後でその従業員から聞く)

 特にミスをしたわけでもない私には『小言』を言い、お客様の前でも平気でダメ出しをする。

  従業員はわかってくれているが、それでもいつか私を軽んじてしまうのではないかと危惧し、社長に「従業員の前で小言を言ったり、お客さんの前でダメ出しをするのを止めて欲しい」と訴えたこともある。

 「そんなに気に入らないなら元に戻って(社長に返り咲き)もらって構わない」とまでいったこともあるが、話し合いの最後はいつもうやむやとなり結局解決に至らない。

 我慢の限界から辞めようと思ったことも何度かあるが自分の親の顔もあり、思いとどまって来た。

    他に、先代社長から経営権を委譲されたときの条件に『毎月工場を使用する賃料(実質は給与)を支払うこと』というのがある。しかし、実際はそれとは別に月20万円以上の費用(細かく書けない)を経費として渡している。

   先代社長は夫婦で年金も受け取っており、格別住宅ローンなどもない。

 金銭面で生活に不自由していないはずなのにそういった金額を捻出している私(相談者)は、自分の貯金を切り崩して運転資金を拠出している。

 お金で困っていると正直に相談したときには「創業の苦労も知らずに金のことばかりいうな」と言われた。

 他にもあるが、他社からこのような相談を受けることはないか?
 もし、事例とかがあれば教えてほしい。
 或いは同じような悩みを抱える事業場に相談したい。それを一案として聞いて弊社の参考にしたい、というのが相談の主旨。

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