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60万円のあと100万円の修理

 珍しく大型車の相談があった。

 走行約40万kmで、年末に「ラジエターから水漏れがある」と事業者に持ち込んだところ、「シリンダーヘッドガスケットが抜け、冷却水がエンジンオイルに交じっている」といわれた。

 運送事業に使っている車なので出来るだけ車を留め置きたくなかったことから、腰上(シリンダーヘッドガスケットとシリンダーヘッド面研磨)のみの修理を行うこととし、代金60万円を支払った。

 とにかく一番早く車を動かせるようお願いして作業してもらった。

 ところがこの2ヶ月後、高速道路を走行していてエンジンからバタバタと大きな音がしたので、車を止めてエンジンを見ると『エンジンオイル』が噴出していた。


 事業者に連絡し、みてもらったら今度は腰下(メタルとコンロッド)がダメだと言われた。

 オーバーホールとエンジン載せ替えではどちらが早いかという話になるから、腰下からのオーバーホールともなれば、事業者からは当然、エンジン載せ替えを提案してくる。
 

 なんせ、作業日程に大きな差があるので仕方なくその指示に従うことになったがこの時の代金は100万円。支払いも済んだ。

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