目前で掘られた落とし穴

 弊社で過給機を交換した車だが、その1ヶ月後、「オーバーヒートした」とのことで別の事業者にこの車が持ち込まれた。

    オーバーヒートの原因は過給機交換時の作業ミスが疑われるということで、ユーザーから今回の修理代金についての支払いを迫られ、約10万円を修理したその事業者に支払った。  ←  なんで?というか、既に何らかの非を認めた?

    しかし、水漏れ箇所は水温センサーの取り付け箇所であった。

    弊社は過給機の修理時にその箇所を触っていない。(当時の修理担当者は辞めている)←  それはまた都合のいいことで(笑)要は作業責任者はいないと。

     しかも、水温センサーには水漏れ防止用のシールテープが無造作に巻かれており、これは弊社が巻いたものではない。

    おそらくオーバーヒートで持ち込まれた事業者が行ったものではないかと考えている。

    弊社としてはオーバーヒートが、水温センサーに何らかの手が加えられたことによって発生したという疑いが拭えず、過給機交換作業にその責任を転嫁されたようで納得がいかない。

     この事業者と話し合いをするつもりなのでその場に立ち会って欲しい、と。

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