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AI人材になろう①

あなたの職場はAIを導入していますか?
書籍『いまこそ知りたいAIビジネス』では、AIは将来的にはインフラになるといっています。電気、水道、ガスといったライフラインとまではいかないまでも、電車やバス並みの公共インフラになるといったところでしょうか。
確かにsiriやアレクサはそのレベルになっている人もいると思います。
今回はそんなインフラになる可能性のあるAIのビジネスについてブックレビューをしたいと思います。
そしてなんだったらAI人材になっちゃいましょう。

AIは仕事を奪わない

良く論じられるテーマですのでその根拠みたいな部分は割愛しますが、まったくもってその通りです。人間がAIを使って仕事をするのです。パソコンやスマホと同様に使いこなす対象に過ぎないのです。
その認識で続きをご覧ください。

アメリカと日本の違い

著者はなぜ日本ではAIが擬人化or神格化されるのかが分からないとしつつ考察していました。それは恐らく身近にAIエンジニアがいなからだと。アメリカだとソフトウェアエンジニアの7割がユーザ企業にいるのに、日本だと彼らの8割がSIerにいるからだとも付け加えていました。

AIを知ろう

AIで出来ることは大別すると言語理解、未来予測、画像認識、ゲームの4つです。そしてこれらのAIにはデザイナーや教師といった人間がいて初めてパフォーマンスを発揮します。
例えば世界最大手の小売りの会社のAmazonは、検索や購買履歴データをAIで分析して私が将来購入する可能性のある商品を『予測』させてお勧めしてきます。流行りのアウトドアで例を挙げると、テントと寝袋を購入した人はアウトドア用のテーブルや椅子を購入する可能性が高いといったような感じです。

AI人材のキャリアパス

ではAIがやっていることが何となくでも分かったとして、そこにどんな役割の人が携わっているのでしょうか。
領域の重なりはありますが大きくは以下の4つです。
そしてこれらがAI人材のキャリアパスといえます。
先ずはビジネスにAIが適用できるかを検討する『AIコンサルタント』、次に取得するデータやAIモデルをデザインする『データサイエンティスト』、続いてデータを取得して計算させるための基盤を構築する『エンジニア』、最後にAIの精度を高める『AIトレーナー』です。

どうすればAI人材になれるのか

具体的な方法はぜひとも書籍を手に取って確認していただきたいのでここでは簡単に。
著者はMOOC(ムーク)を例に挙げて学習することの重要性をとにかく強く何度も強調していました。日本版だとJMOOCですね。
Let's study!

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