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会社を変える分析の力④分析プロフェッショナルへの道

『会社を変える分析の力』のブックレビュー最終回です。
あなたも私と一緒にデータサイエンティストを目指して勉強しましょう!

スペシャリストとプロフェッショナルの違い

あなたも何かしらの解をもっているとは思いますが、改めて認識合わせの意味もあるので書いておきます。
ズバリ、報酬に繋げられるか否かです。
専門力を有するところまでは同じなので混同しがちですが明確に違う点はこの1点であると筆者は述べています。
では報酬に繋げられるプロフェッショナルとはどんな人なのでしょうか。

プロフェッショナルの要件

本書では3つの要件を挙げて説明しています。

まず初めに成果志向であることです。
データ分析の価値とはビジネスへの寄与度で測られ、それが大きければ報酬に繋がります。与えられた分析課題を解くことも大事ですが、よりビジネスインパクトの大きな課題を見つける努力をすべきだと思います。そして成果を上げてください。

次が実績と信頼です。
②のデータ分析でビジネスを変えるでも触れましたが、ビジネスを変えるためには現場に使えて初めて価値が生まれます。そのためにも実績を積み上げて現場からの信頼を得る努力を続けましょう。現場からの信頼が得られると彼らから様々な現場の課題を聞くことが出来るようになります。それは経営層は知らないがビジネスを大きく変えるヒントであったりします。

最後が専門性です。
これは分析する分野の専門性です。金融系であったり小売り系であったりといった特定の業界・分野を指します。
私は長いあいだ小売り業の会社に勤めていたので、小売業界で分析であれば必要となってくるデータの”あたり”がつきます。
恐らくあなたにも得意とする業界・分野があり分析するなら…といったことが分かるのではないでしょうか。

最初のとっかかりとして得意とする分野でいろいろな分析手法を試し、知識を深めフォワード型データ分析者を目指すというのはいかがでしょうか。

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