見出し画像

ストレス解消なるか!?

今回は鈴木 祐さん著書の『超ストレス解消法』について考察していきたいと思います。
私は幸運にも在宅勤務ができる職種なのですが、出勤どころか外出も最低限に抑えて自宅に籠もっているとそれはそれでストレスが貯まるわけです。っというわけでそんな溜まったストレスを解消してメンタルヘルスを保つためのメソッドとして紹介できたらと思います。

先ずは『知る』こと

言わずもがな自分自身にどの程度のストレスが溜まっているのか?ストレスの構成要素は何なのか?を知ることがはじめの一歩になります。体調が悪いときに病院に行って自分の症状を説明できなければ効果的な治療を受けられないのと一緒です。先ずは自分の症状を知りましょう。
今だとやっぱりお金でしょうか。収入が激減した→十分な蓄えがあるわけではない→収入回復のめどが立たない→貯金が…ってやつです。メディアでもネットでもそういった暗いニュースで溢れています。(2020年4月18日現在)
本書でもいくつかの現状把握のメソッドを紹介しています。

ストレスに効く3大栄養素

本書では三種の神器と紹介していますが、私は心の3大栄養素だと思いました。それらは『呼吸法トレーニング』、『エクササイズ』、『バイオフィリア』の3つです。
一つ目は瞑想とかアーユルヴェーダとかで取り入れられている方法と同義です。最も簡単なものだと深呼吸するだけでも効果があるそうです。
二つ目はウォーキングやジョギングに始まり木登りやボルダリングが効果的なようです。自宅でやるなら筋トレとかHIITとかでしょうか。最近はyoutubeに自宅でできるエクササイズの動画があるので一緒にやるのがオススメです。
三つ目がバイオフィリアで、要するに自然なものに触れましょうということです。ハイキングなんかはイメージしやすいのではないでしょうか。その他にも日光浴や緑の多い公園での散歩なんかも効果があるそうです。自宅で気軽にできるものとしてはまたしてもyoutubeが活躍します。大自然が映し出される動画や小川のせせらぎなどの自然音が聞けるものです。あと観葉植物を配置するだけでも効果があるそうです。
そう考えると緑の多い公園まで散歩して瞑想したりすると、3大栄養素を大量に摂取できるのでかなり効果的なストレス対策と言えそうです。

そしてゲーミフィケーション

上記の他にも多数のストレス解消メソッドが紹介されているのですが、話は実践編としてゲーミフィケーションになりました。ポイントは物理的な自分がゲームのキャラクターで概念的な自分がゲームのプレイヤーになることだと感じました。そうすることで受けたストレスを客観的に知ることができ、対処し、次のクエストに進むことが容易になるのです。そしてこのゲームの攻略本が本書かなと。

最後に

仏教には『一本目の矢に当たっても、二本目の矢は払い落とせ』という教えがあるそうです。(言い回しは多様です)
意味としては他人から嫌味を言われたり突然の雨に見舞われたりという避けることが困難な事故的な出来事が『一本目の矢』で当たってしまうことは仕方ない。しかしそこから嫌な気持ちになり思い悩んでしまうことが『二本目の矢』で、これは確実に払い落とさなければならないということです。
つまり『ストレスを受けること事態は避けられないが、解消することは可能』であるということ。そして解消し続けることができればメンタルヘルスの維持に容易であるということ。
さて、今日も観葉植物のある部屋でHIITでもやりますかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?