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経営戦略2 ビジネスモデルを更新し続ける(Continue to the Business Model)

経営戦略1の続きです。
【経営戦略1CVP (Customer Value Proposition)の徹底】

アートボード 1

「ビジネスモデル」は常にアップデートしなくてはいけません。なぜならば、「T字カミソリ」よりも「変え歯カミソリ」が売れるからです。時代によって売れるものが変わるというのは皆さんも理解できると思います。それに沿ってビジネスする側も、売るものを変えていく必要があります。もちろんビジネスモデルを変えることは容易ではありません。しかし、お互いがWin-Winの関係を考えるのであれば、それをやらない選択がないのです。

では具体的になにをすべきなのでしょうか。まずは、自分たちの「サービスフロー(業務フロー)」を一回可視化してみましょう。
サービスフロー:業務プロセスを”見える化”することです。どの時点でどのようなサービスが発生しているのか、を図式化してみてください。
そして、そのフローに対し、「誰が(Who)」「どこに(Where)」「何を(What)」「どれに対して(for)」「どこから(from)」お金を払うのかを書き出してみてください。忘れてはいないのは、”時系列を意識する”ことです。書き出す相手は1つの企業毎にしてください。一つ一つの「何を」や「誰が」を考えてみましょう。

書き出した「現在のサービスフロー」を見てみると、どうでしょうか。そこにそもそも人は必要ですか?物の流れに無駄がありませんか?そこ定例の経費はカットできませんか?紙ではなくそこは電子化出来ませんか?それは本当に電話でなくてはいけないですか?動きに仲介が必要ですか?
これを常に考えて、お客様に提供していきましょう。「何か新しいServiceを与えよう!」とどうしても考えがちですが、それはNGです。何かサービスをあげるのではなく、ビジネスモデルでクオリティをあげてください。ビジネスパートナーとはそういうものです。これが”CVPを高めましょう。”ということです。

特に大切なのは、ひとつひとつのプロセスに「Why(なぜ)」を考えることです。

高級ホテルの「シャングリラホテル」は全メニューの金額が一切書いていないそうです。卑しい話、それは”そうした方がお金をとれる”からだそうです。iphoneなども同様ですよね。あなたがお客様だったとして、高いけどつまらないものにお金を払いたいと思うでしょうか。
どうしたらもっとサービスが面白くなるでしょうか。どうしたらもっと便利になるでしょうか。どうしたらエンターテインメントがうまれるでしょうか。これを徹底的に考えていきましょう。

次「経営戦略3 マーケットプレイス(Market Place)」に続きます。


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