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泣いたっていいよ

悲しくなったら泣く、嬉しかったら喜ぶ、むかついたら怒る、面白かったら笑うといったように、人間には「喜怒哀楽」があります。

入院中・付き添いの中で、一番多いのが「哀」の部分でしょう。
入院になって、そのまま家に帰れない、子どももイライラ、付き添い者もイライラ、そして病名宣告、そのまま治療になったらもうそりゃ泣くよ。

それを某第3者が「子どもが頑張ってるんだから親が泣くな」
こんなことを言う人がいますが、結論は「泣いていいです」

入院してる我が子も付き添いしてる親も「人間」であり、感情をもった「生き物」です。辛く悲しいできごとと向き合っている中で、感情を押し殺して閉鎖的な空間で生活していたら狂います。

子供の前で泣くのは・・・とか思う人もいると思いますが、隠れて泣くのもよし、我慢できなくなったら人目を気にせず泣いてもいいです。
自分が気が済むまで泣いて、スッキリできるならそれでいいじゃないですか。そして、一区切りついてまた向き合えるならそれでいいじゃないですか

ずっと苦しいまま治療していけば、いい結果がでないし、子どもにもいい影響があるとは思えないからです。現に自分も付き添い中、特に神経芽腫の宣告直前は、人目気にするどころかスタッフがいる前でも泣きじゃくりました

1日だけでなく何日も自分の気が済むまで泣いて泣きまくりました。時間が薬のように自分が落ち着いたら自然と泣く回数も減って行きました。

感情を殺してすることではありませんし、むしろできません。

病院は共同生活の場でもあるので、ルールを守っていれば泣いてもそこまで問題になることもないと思います。

泣くことは悪いことではありません。
メソメソするなと言わせておいて、気持ちを吐き出しましょう。

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