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入院・面会のルール

2020年よりコロナのパンデミックにより日常が激変。

そして入院時や面会にも180度変わるルール。

・面会禁止
・患者の外部への接触禁止
・常時マスクの着用
・患者同士の接触禁止

など今まで考えられないことばかりが起こりました。

子どもの付き添い入院もしかりです。

・付き添い者の交代は最小限
※中には交代禁止の医療機関もあるそうです
・もちろん面会禁止
・プレイルーム(小児科内の遊び場)の時間区切り
・おもちゃや本の持ち出し禁止

小児科特有の制限も多くお子さん親御さんも、大人の入院とは違った苦労も多かったことと思います。

そんな中でも入院や治療は止まることがないので、決められたルールの中でいかに快適に過ごせるかがとても重要でした。

自分が意識したこと

・なんでも確認して良し悪しを知る
・子どもの特徴を把握
・いい意味で遠慮なく行動

・なんでも確認して良し悪しを知る
●●使っていいのか、●●は持ち込みいいのかなど、些細なことでもスタッフや医師に聞いて確認しました。
使えるもの・そうでないものを知って、快適になるものを選別しました。
使えないものがあったら、代用品を探したり別の方法を考えました。

・子どもの特徴を把握
特徴は親なんだから知ってるとも思われがちですが、通用しないです。
日常と病院での生活は、環境も違い家でできることができなかったり、食べれたものも食べれなくなることも多かったです。
なので場面によっての対応が求められたので、食べれてたけどたべなくなった、おもちゃの好き嫌いなど病院ではどうなのかを意識しました。

・いい意味で遠慮なく行動
聞いたら迷惑かな?こんなことで聞くのもな・・・
なんて思うかもしれませんが、筋道を立てれば何を聞いてもいいです。
長期入院なんて特に聞きましょう。
長ければ長いほど色んな場面に遭遇します。
患者側は素人同然で全く知識がない中で生活するので、医療のプロの人に聞いていかに自分たちが楽をするかが乗り切るポイントです。
その為には、些細なこと・子どものしぐさで気になることなど、どんなことでも聞いたり・相談することを意識しました。
行動とは医療者だけではなく、患者同士も同じです。
同じ境遇で分かり合えることもあるので、お話する機会がある方は思い切ってやってみてはどうでしょうか。

入院は本来人生の中でもめったにあるもではありません。
そんな中でいきなり入院や治療が始まることに気持ちは上がりません。
それをいかに楽にするか・楽しく過ごすかが重要なことです。

医療側も患者側をいかに安心して治療できるかを考えてくれます。
お互いの気持ちを伝えて、できるできない・子どもの性格など共有できるものは共有して、スムーズにできるようにしていくことがいいと思います。

2023年5月から第5類に下がり、徐々にではありますが入院の規制も緩和されるところも出てきていると思います。

規制が厳しい中での入院だったため、それが逆に病院での生活に役に立ち、自分たちを楽にできました。

今後、入院・付き添い入院される方に少しでもお役に立てたり、少しでも目に止めて気持ちが楽になれば幸いです。

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