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きょうは成人の日 かつての成人を祝う儀式「元服」の「元」とは何のこと?

きょう1月10日は、成人の日です。

現在のような成人式は、比較的歴史は浅く、昭和21年に埼玉県の蕨市で始まり、それが全国に広がりました。

それまでも、成人を祝う儀式は行われていて、かつては「元服」といいました。

「元服」は、中国から入ってきた風習で、奈良時代以降の日本で成人を示すものとして行われた儀式で、数え年で12歳~16歳くらいの男性が対象でした。

この「元服」では、髪型を変えて冠をつけていました。
「元服」は、もともと冠を身につける儀式でした。
この冠は、当然頭につけるもので、この「元」には、「かしら」や「こうべ」といった意味があります。

「元」は首(=頭)、「服」は着用を表すので、「頭に冠をつける」という意味なのです。


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