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「風鈴」はもともと納涼ではなく意外な使われ方だった

夏の風物詩の一つ「風鈴」。
その音を聞くと、涼しさを感じます。
暑い夏に「風鈴」をつるすのは、その音で涼しさを感じるためです。

そんな納涼のために使われている「風鈴」ですが、元々は全く違う使い方でした。

日本には仏教とともに伝わったとされる風鈴の起源となる「風鐸」は、今でもお寺の屋根の四角に吊るされています。
それには、魔除けの目的があり「風鐸」の音が聞こえる範囲では、災いが起こらないと考えられていたようです。

もともと古代中国では、青銅で出来た「風鐸」を竹林に吊るし、風の向きや音の鳴り方を「占い」に利用していました。
それで政治的な判断などを行っていたとされています。


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