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「アンブレラ(傘の英語)」元々は雨を防ぐためのものではなかった

いよいよ本格的な梅雨シーズンが到来しました。
今日は、中国、近畿、東海、北陸地方が梅雨入りしたという発表がありました。

そんな梅雨の時期、手放せないものが傘です。
ウェザーニュースの調査では、日本人は1人平均 3.3本の傘を持っていて世界第1位とのことです。
なぜ、傘をたくさん所有しているかというと、日本は湿度が高くて、いったん雨に濡れると乾きにくい気候であることが影響しているのではないかとされています。

傘の歴史はとても古く、古代エジプトで傘が登場します。
しかし、現在のような雨を防ぐものではなく、国王を日差しから守るものとして、実用性よりも富と権力の象徴としての役割が大きかったとみられています。

「アンブレラ」の語源は、ラテン語の「umbra(ウンブラ)」。
「umbra(ウンブラ)」とは"影"のことで、それに"小さいこと"を表す「ella(エラ)」がついて、「小さな影」に由来します。
現在のように、傘を雨に使うことが広まったのは、18世紀頃と歴史が浅いようです。


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