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七夕の「笹飾り」願い事にはある決まりがある

7月7日は「七夕」です。

七夕と言えば、彦星と織姫が1年に1度会うことができる日だったり、短冊に自分の願い事を書いて笹に飾ったりします。

古代中国には、星空に裁縫や手芸の上達を祈る行事があって、これが「七夕祭り」の原型だと言われていることから、「七夕」の願い事は、"技術の向上"に関するものが良いとされています。


そして、その笹飾りの「笹」ですが、その由来に2つの有力説があります。
1つは、葉がかすかにふれ合う音を表した「ささ」が語源とする説です。

そして、もう一つは「笹」には、"小さい"という意味があって、"小さな竹"を意味する「笹小竹(ささだけ)」から「笹」となったとする説です。


「笹」が大きくなったものといえば「竹」です。
実は、「笹」と「竹」は別の植物ですが、似ているので大きさで区別され、大きなものを「竹」、小さなものを「笹」と呼んだようです。

竹は「丈」や「高い」などが語源と考えられています。
また「小さいもの」「細いもの」という意味の「笹小竹(ささだけ)」から「笹」は小さいものを表したと考えられています。
"小さく細かいさま"を「ささやか」と言いますよね。


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