大偉業へのカウントダウン
お久しぶりです。黒羽です。
待ちに待ったプロ野球の開幕ということで、今回は同級生のあるプロ野球選手について書きます。
自分は1995年1月生まれだから、平成6年世代になる。その世代は、メジャーリーガーの大谷翔平、フィギュアスケートの羽生結弦、スピードスケートの高木美帆、リヴァプールFCに所属している南野拓実など名の知れたアスリートが多い。(自分で言うのもなんだが、、、)
そんな中、自分がどうしても紹介したい同級生のスーパースター候補がいる。それが、、、
鈴木誠也選手(左側)
1994年8月18日生まれ。2012年に二松学舎大学附属高等学校から広島東洋カープにドラフト2位で入団。2016年には主力として広島東洋カープを25年ぶりのリーグ優勝に導き、その後4番バッターとしてリーグ3連覇に貢献。『神ってる』で2016年度の流行語大賞を受賞。2017年WBCの日本代表に選出。2019年はセ・リーグの首位打者・最高出塁率のタイトルを獲得、3回目のゴールデングラブ賞、4年連続のベストナインを受賞。プレミア12ではの4番としてチームの初優勝に導く。妻はフェアリージャパンとしてリオデジャネイロ五輪に出場した畠山愛理さん。
野球ファンなら彼を知らない人はほとんどいない。今日本プロ野球界で日本の4番バッターに据えるとしたら、9割以上は彼の名を挙げるだろう。それぐらい鈴木誠也選手はとてつもないアスリートである。
では、鈴木誠也選手を一言で表すと、
三冠王とトリプルスリーを同時に達成できる逸材
疑問に思われるかもしれないが、彼のポテンシャルを持ってすれば大偉業を成し遂げると間違いなく思っている。著名な野球評論家やバッティングコーチが彼のバッティング、足の速さを見て三冠王やトリプルスリーを狙えると太鼓判を押している。彼のプレーを見たことない人がいればぜひ見てほしい!彼の凄さに度肝を抜かれると思う。
ただ野球が知らない人からすれば、”三冠王とトリプルスリーって何?”と思います。ここで、三冠王とトリプルスリーについて説明します。
① 三冠王
日本プロ野球(NPB)においては1シーズンに1人の選手が首位打者・最多本塁打・最多打点(打率、ホームラン数、打点数)の3つのタイトルを取得すること
三冠王に輝いた人は、野村克也さん(南海ホークス)、王貞治さん(巨人)、落合博満さん(ロッテ)など7人と少ない。最後に達成したのは、2004年に福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)の松中信彦さんである。(平成時代に唯一達成した三冠王)
② トリプルスリー
日本プロ野球において打者が同一シーズンに「打率3割・30本塁打・30盗塁」以上の成績を記録することを意味する用語であり、和製英語である。
トリプルスリーを達成した人は、松井稼頭央さん(西武ライオンズ)、金本知憲さん(広島東洋カープ)、山田哲人選手(東京ヤクルトスワローズ)、柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)など10人しかいない。複数回達成したのは、山田哲人選手ただ一人である。(2015、2016、2018年の3回)※2015年の流行語大賞にノミネート(受賞者:山田哲人選手、柳田悠岐選手)
実際、2016年からの成績を見ると大偉業を達成するポテンシャルを既に証明している。ブレイクした2016年から4年連続で打率3割を達成(昨年はセ・リーグの首位打者)、2018年に初めてホームラン30本以上達成、打点は4年連続で80打点以上(打点王の基準が100打点)、盗塁は25回成功(昨年)という成績が示すように十分三冠王とトリプルスリーを狙える位置にいる。
更に昨年のプレミア12では、全試合4番で出場して打撃3部門(打率、本塁打、打点)で全てトップになりMVPを受賞する活躍を見せ侍ジャパンを優勝に導いた。(その他にも初戦から3試合連続ホームランを放っている)
今年の春季キャンプや練習試合を見たら更に体が一段階パワーアップしていた。バッティング練習では軽く柵越え、練習試合で放ったホームラン(京セラドーム)は5階席に飛び込むくらいになっていた。(推定飛距離140m以上)
本当に三冠王とトリプルスリーの同時達成は時間の問題だと改めて思った。
今日から待ちに待ったプロ野球の開幕戦を迎える。カープの開幕カードは横浜DeNAだ。3年前から広島対横浜DeNA(横浜スタジアム)は毎年何かしらドラマが起きる。ドラマティックな試合展開になりやすいが、カープの結末は8割ぐらい悲劇である。(2017年の3戦連続サヨナラ負け、鈴木誠也選手が試合中の守備で右足首骨折、ソトのサヨナラホームランなど)
印象に残る試合を5試合挙げるとしたら、確実にDeNAの試合は間違いなく挙がる。それぐらい横浜DeNAの試合はドラマ性が強い。
今年はそういうドラマ性を楽しみつつ、広島東洋カープの優勝と鈴木誠也選手の大偉業達成を心から願っています。
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