今からやることとその開始時間を記録することがなぜ重要なのか?
だいぶ間が空きましたが、前回の続きです。
タスクシュートにおける"記録"と世間一般で考えられている"記録"とにギャップがあるんじゃないか?世間一般では日記のように何か行動を起こした後に書き残したりするものが記録と思われがちだが(あくまで僕の考えですが)、タスクシュートでは行動を起こす前に今からやることとその開始時間を書き残す事も記録で、むしろそこが重要だと僕は考えているという話でした。
ではなぜ、今からやることと開始時間を記録することが大事なのか、それは【行動を意識したい】からです。
そもそも僕は自分の時間の使い方をどうにかしたいと考えてタスクシュートを始めました。
だからその行動の開始時間や終了時間を記録することは、取った記録を振り返った時にその行動にどのくらいの時間をかけていて、どうすれば効率的に動けるかということを見るためのものだと考えていました。
もちろん、そういう側面が無いわけではないですし、時間の使い方の改善みたいなものは記録することとそれを振り返ることで出来るようになるとも思います。
ただ、それ以上に大事なことがタスクシュートを実践し続けてきたことで感じていて、それを言語化してくれたというか、そっか!こういうことだったんだ!と思わず膝を打ったのが、この本でした。
タスクシュート協会の理事、佐々木正悟さんとgoryugoさんの対談形式の作品なのですが、僕に刺さった部分を引用させてもらいます。
まずは【意識の切り替え】。
「今からやることと開始時間を記録することで今からこれをやると意識する」。
これが出来ていないということは、先送りが発生するか集中できない状態になるという部分。
まさにこれを防ぎたいわけですよね。
そして【無意識は不自由】。
無意識で行動するのはなぜか気持ち良いと考えられがちで、やることを全て記録するなんてがんじがらめな気がすると言われますが、そもそも自分がやりたいようにやれないことの方が不自由。
なるほど、そういうことだったんだ!と。
ちなみに、少し前に公開された佐々木正悟さんのポッドキャスト、「グッドモーニングボイス」でも、今からやることとその開始時間を記録することについてお話しされていました。
このポッドキャストで佐々木さんは、今ではどんな行動であろうと始める前に記録できていると仰っていますが、僕は正直ここまでは出来ていないです。
特に難しいのは電話がかかってきたときですかねー。つい電話は出てしまう。いや、出ていいんですけどね。
前回の記事でも書きましたが、その人それぞれのタスクシュートがあって良いと思いますし、僕がその人のやり方にあれこれ言うのも変な話ですが、個人的には『今からやることとその開始時間を記録すること』はタスクシュートを実践する上でとても大事だと考えています。
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