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冬至に食べて健康祈願!田芋とヨモギのトゥンジージューシー

こんにちわ!2020年も残り僅か。
南風キャロルです。
家族の健康と子孫繁栄を願って、1年で一番日の短い冬至の日に沖縄では田芋の入った「トゥンジー(冬至)ジューシー(炊き込みご飯)」なる郷土料理をお仏壇にお供えしたり、家族みなで食べる風習があるんですよ。

田芋(たーむ)は子芋が沢山できるので、お正月にも沖縄では欠かせない子孫繁栄、縁起の良いお芋。ヨモギ(ふーちばー)も、沖縄料理によく使われるハーブ。ニシヨモギと呼ばれる種類で、苦味の柔らかなすっきりした香りです。田芋の優しい味わいのアクセントとしてジューシーにピッタリ。
材料が揃えばとっても簡単!炊飯器で出来るレシピをご紹介します。

材料の下準備(田芋とヨモギの下処理)

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田芋は皮を向いて、串がスッと通るまで茹でて粗熱をとり冷凍しておきましょう。田芋を触るときは手袋をして直接肌に触れないように気をつけてください。

スーパーには冷凍の田芋も売られているので代用可能です。

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ヨモギは良く洗い、葉っぱだけをちぎって茎と分けておきます。

使用するのは葉っぱのみ。

トゥンジージューシー用意するもの・レシピ

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【田芋とヨモギのトゥンジージューシー】
材料(2合分)所要時間50分
米 2合
鰹出汁 3cup (炊飯器の2合分メモリに合わせてOK)
茹でて冷凍した田芋 150g 
ヨモギ葉 80g
ツナ缶 1缶
ピーラーで削った人参 50g
出汁醤油 大さじ1.5
(飾り用)小葱

炊飯器に材料ON!

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お米は洗わずにそのまま材料を入れていきます。パエリアと同じで、洗わないことでお米がが水分を吸ってしまうことを防ぎ、味が染み込みやすくなります。きになる方は、無洗米を使うといいかもしれません。

田芋も解凍せず凍ったままを入れてください。炊き上がりの硬さが丁度良くなります。

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全部の材料が炊飯器に入ったら少し出汁の味を確認してください。カツオ出汁が少し薄く感じたら本ダシ粉をひとつまみ入れてくださいね。

その後は炊飯器をスイッチオン!

炊き上がりましたら、具材をよく混ぜて芋を軽くつぶしてください

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田芋はしっかり粘り気があるので、程よく潰すと、食感も美味しく味わいも出ます。ヨモギがしっかり混ざるように混ぜるのもポイントです。

出来上がり

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小葱を散らして完成!

今回は素材の味を引き出すシンプルで滋味深いジューシーでした。ジューシーといえば豚肉・豚出汁がしっかり効いたジューシーもあります。硬さも、硬めのジューシー、柔らかめのジューシーもあり沖縄炊き込みご飯文化は奥深いのです!

ぜひ季節の変わり目のジューシー、ご家庭で作ってみてくださいね。


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まとめポイント

・米は洗わない ・田芋は冷凍したまま ・炊き上がりは田芋を軽くつぶしながらよく具材を混ぜる 









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