親の気持ち子知らず
イキナリ団子ですが、アメブロで細々書いている「ロイヤー夫人事件簿」をこちらnoteのマガジンに移行します。
えーと、単にアメブロを2つのアカウントでログインするのが面倒になったわけでも、パスワード忘れたわけでもないですよ?なーんて、嘘くさい。
はい、そうです。あは。
ということで、ここらで、自己紹介。
※カロリーヌ・ロイヤー夫人
夫である弁護士オットー先生の事務所のパート事務員兼広報員
※オットー先生
カロリーヌの夫にして弁護士。得意技はテレビをつけながらソファーで寝ること。
弁護士の秘密
オットー先生がある日、いそいそと何かを小脇に抱えて帰ってきた。
「けーちゃん!(子の名前)ほらっ!」と、嬉しそうに渡す、オットー先生。
ジャーン!
「パパの仕事が載ってるよ!」と、夫は子どもに言うが、子どもの好きなドラえもんでもないから、子どもはクールな反応である。
その後、読んでいる様子もない。
なので、わたしだけでも読んであげなきゃいけない気がして、読んだ。
ヘェ〜、小学生にわかりやすく解説してあるんじゃない?
少なくとも、2時間ドラマでよくある、やたらと殺人現場に遭遇したり、警察が解決するだろう事件にぐいぐい入る厚かましい弁護士像ではない。
オーソドックスな弁護士像
2時間ドラマの弁護士先生は、やたらと刑事の仕事に首を突っ込むが、弁護士は刑事事件を弁護するでもしない限り、警察沙汰には介入しないんだなぁと、ロイヤー夫人はオットー先生を見ていて学んだ。
てか、2時間ドラマ見過ぎ。
最近は、2時間ドラマに出てくるようなベタな弁護士像は少なく、アイドルが弁護士を演じたり、イケメン俳優や女優さんが弁護士を颯爽と演じる弁護士ドラマも多い。
あまりに多いので、またか!と、思うので、いいちいちフォローしてないが、オットー先生は気になるらしく、録画予約してドラマを見ているようだ。
職業的に気になるらしいのだが、わたしは弁護士ドラマと言えば、海外ドラマの「アリーマイラブ」や「LAロー」で止まっているので、相当古い。
アメリカの弁護士と日本の弁護士は全く違うシステムで、国民一人当たりの弁護士数も違うからドラマなんぞ参考にもならないのだけど。
それでも、なんだか国に関わらず、弁護士像はベタにあって、スマートさはあまりなくて、変な人として描かれている気がする。
堅物
変人
オールドミス
恋愛ベタ
おいおいだ。
でも、あながち嘘でもないような気もするし、せめて、ドラマくらいかっこよい弁護士が活躍して欲しいとも思う。
そうそう、笑ったのは、オットー先生が担当した案件で、法廷に取材カメラが入った時、オットー先生は張り切って、テレビ予約をしてたこと。
おぃ!あれだろ、あれ?
開廷前の裁判官などがズラッと座っている風景だろ?
「勝訴!」の紙を持って走ってくるヤツじゃないでしょ?走るくらいパフォーマンスやりなよ?
と、言ってみたが、スルーされた。
ワイドショーに出て来るような、喋りもできる面白い弁護士先生はかなり特殊な存在で、だから、タレントなのだろう。
普通の弁護士はベタに普通で、地味である。
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