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【🎅クウェート#45】メリークリスマス・クウェート

12月24日(日)

材料は寮のご飯の残りである。ルームメイトの桜井に触発され、最近はアナスはあまり物を活用しているようだ。


深夜1時半、勉強していたらアルバニアのアナスが夜食を作ってくれた。
たまにアナスは夜食を作ってくれる。

今日のメニューは、フブズ(パン)を辛いソースで味付けし、米を包んで焼いた謎の料理だ。

「美味いけどさ、なにこれ?」
「俺も知らん。」

夜に何か食べながら勉強する。受験生に戻った気分だ。


今日の授業では、テストの採点と復習を行った。
「自己採点」が許容される作文の試験とは如何に。

授業後、銀行口座開設のためにシャダディーヤキャンパスに向かった。ここには「学生課」のようなものがある。

口座開設には、سراというアプリが要るらしい。

学生証に記入される市民番号(رقم المدني)が正確なものでなければ、口座を作れない。

ところが最初に貰える学生証は、パスポートの番号が「市民番号」として仮記入されている。

2分くらいで新しいカードは完成し、新しいものを印刷してくれた。

しかし今となっては、市民IDが発行されており、各自が番号を持っているため、カードを更新する必要がある。


夜は、いつも通っている教会のクリスマス礼拝に参加した。日本人学生をはじめ、ランゲージセンターから多くの学生が参加した。

いつものホテルにて

礼拝が始まるまで、サルミーヤの「オリンピアモール」にて時間をつぶした。

サルミーヤ。少し汚い街並み。
映画「ゴッドファーザー」をコンセプトにしたカフェ
クウェートでは、こだわりの店を作るマニアが少なからず居る。
ベトナムのハールーンへの誕生日プレゼント

クリスマスの飾りつけをしたホテル
ホテルのエントランス
マタイによる福音書1:18-25
ビュッフェスタイル

帰りのバスでは、クリスマスの歌を学生たちが歌っていた。
楽しい様子を見ていると、なんだか涙が出そうになった。


12月25日(月)

授業最終日である。

ベトナムのハールーンに、昨日購入したシャツを誕生日プレゼントとして渡した。

コンドミニアムのようなものがシュエイフキャンパスにある。放課後、そこで鍋パーティーをした。

雲南省のアブドゥッラーは英語を喋れない。私は彼と、アラビア語と漢字(筆談)で会話した。面白い奴だった。

どうやら女子学生の礼拝のための建物だったらしく、警備員に怒られてしまった。

その後、桜井が作ってくれたクリスマス・ディナーをみんなで食べた。


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