【投資初心者用マガジン⑥】ネット証券か対面証券か
こんにちは!みかんです。
今回は投資初心者用マガジンの第6弾です!
このマガジンの目的は投資の基本的な知識をざっくり説明することです。
そして読者の皆さんがご自身で投資本などから、学べる状態になればベストです。
過去のマガジンは↓↓↓からご確認ください。
ネット証券と対面証券どちらがいいの?
最初に結論から申し上げます。
長期投資をするなら、ネット証券一択です。
ネット証券とは楽天証券やSBI証券など、ネット上で人を介さずに投資信託や株の売買が完結する証券会社です。
対面証券とはリアル店舗があり、そこの窓口や担当者との電話など、人を介して投資信託や株の売買をする証券会社です。
ネット証券を進める理由①~買付手数料~
私は楽天証券を使っていますが楽天証券では、投資信託の買付手数料が無料です。
買付手数料とは投資信託を購入するときに発生する費用のことです。
私の近所の地銀は投資信託の買付手数料が3.3%です。
この3.3%、とてつもなく大きいのです。
例えば、みなさんが100万円を持っていて、私の近所の地銀で投資信託を購入したとしましょう。
購入時点で3.3%が銀行に持っていかれるので、96万7千円からのスタートとなります。
まだ100万円なら100歩譲っていいのですが、定年退職金2,000万円を手にした男性が、資産運用の相談に行ったとしましょう。
その男性は個室に通されるでしょう。
そして支店長クラスの偉い人が出てきて、VIP待遇を受けます。
うまいこと言いくるめられて、本人も満足し、すすめられるがままに投資信託を購入します。
男性の投資開始時のお金は1,934万円です。
66万円を買付手数料として銀行や証券会社にもっていかれます。
これが基本的にネット証券であれば無料なのです。
3.3%って小さいように見えて本当に大きいのです。
ネット証券を進める理由②~利益相反~
利益相反という言葉をご存じでしょうか?
これはあなたと、対面の銀行や証券会社の関係性です。
対面の銀行や証券会社は顧客である、あなたが支払う手数料等が多ければ多いほど儲かります。
あなたは自分のお金を増やしたい、銀行や証券会社はあなたから利益を得たい。
このような難しい関係性なのです。
この利益相反の構造はネット証券も同じです。
ただネット証券は人が介在しない分、顧客であるあなたの意思によって購入する商品を決められます。
一度考えてみてください。
あなたが対面の銀行窓口で働いているとして、手数料の安いAという投資信託、手数料の高いBという投資信託があるとします。
目の前の顧客にとってAの方が利益になることはわかっています。
ただ、あなたの今月の営業成績が悪く、ノルマに達成できない可能性がある。
ノルマが達成できないと上司から叱責され、自分の評価、つまり給料も下がる。
そんな時にあなたは目の前の顧客に、手数料の高いBの投資信託を売りませんか?
私は強い人間ではないので、手数料の高いBの投資信託を売ると思います。
これは窓口で働いている人が悪いわけではありません。
金融業界の構造上の問題です。
だとしたら人が介在する対面の銀行や証券会社には、近づかないことがベストです。
投資信託のコストの話は、こちらの記事をご確認ください!
対面にもメリットはあるのかな?
記事を書きながらもしかしたら対面の銀行や証券会社にもメリットはあるかも…!と思い調べてみました。
対面であればプロから投資のアドバイスが受けられる
こんなことが書いてありました。
金融機関の窓口で働いている人は、金融商品の販売のプロです。
投資のプロではありません。
投資のプロは会社のもっと奥深くにはいると思いますが…。
なにはともあれ、対面もいい部分があるのかもしれません。
ただ、このマガジンは私の会社の同僚や友人も見ています。
その人たちに私は対面をすすめません。
こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!