人生初の占い。占いとキャバクラは同じだった。
自分の頭の中のもう1人の自分がいらんことを言ってくる。
そんな経験は誰しもあるだろう。
今日はそんなお話だ。
先日、人生初の占いに行った。
私は他人に自分の人生を決めてほしくない人間なので、これまで占いには全く興味がなかった。
そんな私が占いに行ったのは、仕事の関係で占い師さんと出会ったからだ。
今やっている企画で占い師さんが来ているので、興味本位で同僚と行ってみた。
私の前に4人ぐらい同僚が占ってもらっていた。
同僚たちは
「34歳で結婚できるって!」
「あの占い師めっちゃ当たる!」
「50歳で人生が好転するって言われた!」
などなど、高評価だ。
そんな評判の手相占い師に占ってもらった。
料金は10分1500円だ。
占い師との会話
終わってみて思った。
1500円ドブに捨てた!!!
これは占い師さんの問題ではない。
占い師さんは一生懸命やってくれた。
この問題の本質は、占いを楽しめない私にある!!
たぶん、みんな私と同じようなことを思いつつも、純粋に楽しもうという気持ちがあるのだろう。
それに比べて私は、占ってもらっているときに、頭の中のもう1人の私がいらんことを言う。
もう1人の私はこう言い続けていた。
「なんで知らんオバヤンに人生相談してんねん!」
占いとキャバクラの共通点
お金を払って、占い師さんを不快にさせないように気を遣う。
これは、キャバクラと同じだなと思った。
若い頃上司によくキャバクラに連れていかれた。
上司たちは仕事の自慢話をキャバ嬢さんにこれでもかというぐらい、ドヤって話していた。
キャバ嬢さんも仕事なので「えー!すごーい!!」なんて言いながら、上司に高い酒を頼ませていた。
もちろん、私の横にもキャバ嬢さんがついてくれる。
キャバ嬢さんは仕事ということもあり、私のつまらん話を聞いてくれる。
私としてはキャバ嬢さんに仕事のことを褒められたところで、別に嬉しくもないので極力控えめに話す。
これはキャバ嬢さんだからという訳では無く、初対面の人に褒められても大して嬉しくないという意味だ。
そんなことを続けていると申し訳なくなってくる。
申し訳なさが転じて、キャバ嬢さんの話を聞く側に回るようになる。
・夜の仕事で大変なことや楽しいこと
・キャバ嬢でお金をためてこんなことしたい
・昼の仕事の友達が減る
などなど。
このとき、いつも思った。
お金ドブに捨てた!!!
占いとキャバクラの共通点は、お金を払って気を遣わなければならないということだ。
思いもよらぬところに共通点が見いだせたので、私が払った1500円も生きたお金になったと思う。
占い師さんとの裏話
仕事で出会っているので占い師さんたちといろいろな話ができる。
今回は手相占いの他に、オーラ占いの方もいた。
オーラ占いは守護霊や亡くなった方と話ができるのだそう。
いわゆるスピリチュアル系だ。
周りにそんな人はいないので興味津々に色々聞いてみた。
私が気になっていたのは、いったいどんな相談があるのかということだ。
私が話していた占い師さんたちは至ってまともな人たちだった。
どんな業界にも良い人もいれば悪い人もいる。
そんな前置きをしつつ、こんなことを思った。