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ゲーム三昧

息子は相変わらず昼過ぎまで寝ていて学校へ行けそうもなかったので、担任の先生の勧めで時々息子の学校のOBである大学生に家庭教師兼、話し相手に来ていただくことになりました。

穏やかで優しい印象の先生と、いつもわりと楽しそうに会話していました。私は学校に行くためにできることを何でも試してみたい気持ちでした。この時も私が求めているゴールはまだ「学校に行けるようになること」。

息子は学校に行けない自分を責めている様子でした。食欲がなく、痩せていつも頭が痛いといっていました。

そのほかの時間はゲーム三昧です。私は彼に何も言いませんでした。「好きなだけしたらいい」と本気で思っていました。

一番辛いのは本人です。ゲームをしている間は悩まなくてすむなら、ゲームに逃げたらいいと思いました。それほど息子の様子を痛々しく感じていました。「逃げるとこがあってよかった」

私にも昔、自分のこれからの人生をどうしていいかわからず、途方にくれて酷く落ち込んだ経験があります。うつ状態で「逃げ出すこと」=「死ぬこと」ばかり考えていたことがあります。彼がそこまで考えていたかどうかはわかりませんが、私にも一時でも悩みから離れることができたらもっと楽だっただろうと思います。当時私が逃げ込んだのはお酒でしたね(笑)

彼はまだ13歳になったばかり。人生のロングバケーションだ✨✨


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