とあるIT企業の採用担当から ′24夏~激闘編~
お久しぶりです!サロンメンバーのMarcoです。前回のご期待(!?)に応えて再び登場しました😂前回の記事がちょうど一年前です。月日が経つのは早いですね😏タイトルの激闘編というのは現在の気候をdisったわけではないのですが、年々天井知らずにどんどん暑くなっていますね。パリオリンピックも始まっていますが、暑い中、戦っている姿は見習いたいものです(エアコンが無いと生きていけない勢)。
📌この一年の活動を通して感じたこと
前回の記事では、私自身が携わっている会社での採用活動について、あまり触れておりませんでしたが、IT業界はスマート家電、スマート農業、スマートなんちゃらのごとくスマート採用なんでしょう?というイメージがある様ですが、ノンノン。全国の採用活動をされている皆さんと一緒で泥臭い戦いをしています(合戦でいうところの足軽頭です)。キャリコンという資格を取得していても、採用活動が順調かというと否です。そもそもの日本の労働人口の減少に加え、学生個々の就職活動開始時期の多様化や就活で使用するツールであるナビサイト、スカウトサイト、就活エージェント、SNSなど多様化してきており、出会える学生の数は当然のことながら激減しています。現状は学校ですら学生の動向を把握できていなかったりしています。
就活の多様化が進むとどうなるかと言いますと、物理的に採用担当者の人手が足りなくなります。(身体が追加でもう2つ欲しいです。)
まず、企業側はより多くの学生と接点を持って自社の選考につなげたいと思っているので、必然的に広報活動の活動量が増えます。
更に近年の学生はタイパ重視に加えて、集合の中での一人というよりも個人としての自分自身を見て欲しい。という傾向があり、学生に寄り添った対応=個々の対応になると、これまた鰻上りに活動量が増えるわけです。
採用イベントなども日程が重なることがあったりします。
IT業界も近年では積極的に文系学生を採用する企業が増えており、文理不問です!とPRしたりするのですが、文理不問という言葉は文系学生にはヒットするキャッチフレーズですが、実は理系学生にとっては「文系で良いなら理系じゃなくて良くね?」と捉えてしまう方もいるそうです。The 諸刃の剣。
以前より採用活動は婚活に似ているという俗説がありましたが、「誰でも良いなら私じゃなくても良くね?」なんですね。ナンバーワンにならなくても良い、もともと特別なオンリーワン。。ってか!? 企業側としても誰でも良いわけではないので選考があるハズなのですが🥲とはいえ人口は減っていく一方なので、採用活用においても、あらゆる場面で集中と選択が迫られております。
📌レガシーからの転換期
採用市場においてもパラダイムシフトの真っ只中にいるんだろうなぁなんて思ったりしています。というのも昨年度の採用活動と同じことを今年度していても満足いく結果にはならないのです。
ちょっと話がずれちゃいますが、前回の記事で「LIFE SHIFT」という本に触れました。この本によると「3ステージから脱却し、マルチステージの人生を歩むことが重要」とあり、まだまだ日本は「3ステージモデル」の企業が多いのが現状だと思います。
言葉を「教育→学習」、「仕事→労働」、「引退→余暇」と置き換えてみましたが、いかがでしょうか。これってハンセンの4L理論のうちの3つに当てはまるのではないかと個人的に考えています。
そして「マルチステージ」というのは、まさにハンセンの4つのLがキルト(パッチワーク)のように縫い合わせて人生を作るというのにピッタリな気がしています。学生たちの意識は「マルチステージ」へと既に変わりつつあるのでは、そして変わっていないのは今バリバリ働いている我々の世代なのでは??
(Marcoの言っているハンセンって誰よ!?と思うYouは、こちらの記事をご覧ください👇)
とはいえ学生もキャリア自律ができている方もいれば、色々な人の様々な言動に心も身体も左右されている方もいます。企業側の私達も今できることはやって、変えられるところは変えて、ぶれないところはぶれずに、PDCAサイクルを回していくしかないですね。
📌最後に
AIに代替していく業務もある中で、採用担当はAIに代替できない属人性の強い業務なのだろうなぁ(だから忙しく苦しくも楽しいという複雑な心境になるのでしょうか)と思いつつも、採用担当が率先して自分の業務をAIやRPAに代替して貰わないと!なんて思ったりしています。例えばESの添削とか、スカウト文書の作成とかね!😘
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