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花火と改善と丁寧。

今年初めての打ち上げ花火を見た。
芝生に寝転びながら見れる花火を見た。
50M先、すぐ近くから打ち上げられる花火を見た。

この季節に花火を見られることがめずらしい。そして、芝生に寝転びながら見られる。しかも、それが目の前で打ち上げられる。こんなにめずらしい花火はそうそうないと勝手に思っています。

芝生はそれなりの人混みとはなっているが、皆がシートを広げてシートの間を歩けるぐらいの隙間は十分あるので、人はたくさんいるが、窮屈感はそんなにない。だから、プライベート空間が守られている感じがまた良い。

これは僕が大の大の人混み嫌いだからだけど、普通の花火大会は人混み過ぎるなかで見るか、人混みがイヤなら遠くから見るかになると思う。特に近くから見る場合は、人混みや夏の暑さの中で見るので、キレイなものもキレイに見えなくなる。また、その近くには汚いゴミの山、人の大きな声などをみたり、聞いたりすることになるから余計にだ。

そのような環境では、どれだけキレイなものでも、気持ちが汚れていくのでキレイに写らなくなっていく。だからこそ、昨日の花火大会はすごく良かった。花火を見ながら歓声は上がるが、それは、その場の空気を壊すようなものではなく、花火と一体となり、花火の価値をさらに上げる歓声でもあった。

最低限のルールが守られている中で見るのはやはり良い。これには運営さんたちのおかげだと。昨年は入場料は安かったが、人数制限もなかったのでとにかく人が多かった。トイレも激混み、露店が大行列、帰りは帰りで通りに出るまでも時間がかかるし、通りにでても人や車でごった返しであった。

しかし、今年は入場制限があり、すべてのマイナスポイントに改善が見られた。これはすごく運営さんたちのおかげだと。しいてマイナスポイントを上げるなら、駐輪場の場所と明かりの問題かな。暗いから自分の自転車を探すのに一苦労しているのをたくさんみかけた。ただでさえ目印がないのだからこれは考えないといけないだろうなと。

と、どうでも良い話しが続いたが、何が言いたいかというと
花火だけがキレイではいけない。その前後もキレイであることが凄く大切だと。これは、仕事だろうがなんだろうが共通することだと思う。

なにごとも「丁寧」にやる。これに限る。
昨日の花火大会は随所にこの「丁寧」さを感じることができたからこそ、人混みぎらいの僕でも良い気持ちになれたんだと思う。

また来年にはなるが、どのように改善されていくかが楽しみだ。
花火よりもそんなことが気になっている。。。。。

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