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全人類は一度筋トレをすべきという話

表題の通りです。
全ての人類は一度筋トレを経験すべきであるという主張をしてみようと思いますので、是非最後までお付き合いください。


なぜ筋トレをすべきなのか

意外かもしれませんが、私はいわゆる「筋トレ」によって手に入る筋肉にそこまで必要性を感じていません。
それでも筋トレをすべきと主張する理由は筋肉を意識して重たい物を取り扱う技術を身に着ける必要があるからです。

そもそもですが、人の身体は重たいのです。
考えてもみてください。
あなたは50キロの鉄の塊を持ち上げたり運んだりできますでしょうか。
僕は出来ますが(笑)
ウェイトトレーニングを経験していない多くの人にとっては難しいでしょう。

しかし、高齢期には衰えた筋力で自分の身体という重量物を運ぶ必要があるのです。
筋力は格段に衰えますが、体重が格段に減少することはありません。
場合によっては増加すらします。

そんな中でも今と同様に自分の身体を十全に取り扱うためには、技術が必要なのです。

筋トレを行なう中では、そのトレーニングによって鍛えたい部位の筋肉に対して適切に刺激を与えるための身体の動かし方が非常に重要です。
すなわち、筋トレの中には自分の筋肉を効率よく動かし、重量物を取り扱うためのコツが詰まっているのです。

今まで筋トレをしたことのない人は、是非毎日の日課に、人生に、筋トレを取り入れてみてください。

筋トレを「習慣化」する効果

筋トレは筋肉を増量し、筋力を強化するための活動ですが、筋トレの効果はそれだけに留まりません。
むしろ介護的視点から考えれば、そんなものは副次効果であり、無理に目指さなくて結構です。

ではその効果ですが、ネット上でも様々な効果が紹介されています。
その中で今回私は一つに絞ってお伝えします。
それは成長ホルモンの分泌です。

成長ホルモンは実は死ぬまで分泌され続けます。
それもそのはずで、成長ホルモンの効果は背を伸ばすだけではなく、爪や髪が伸びるのも、肌の新陳代謝が起こるのも、身体の細胞を更新するありとあらゆる要素に関係してきます。

これが非常に重要で、先ほどお伝えした通り人の身体は非常に重たいため、普通は歩くだけで足の筋肉は成長し、トイレに行くたびに腹筋は鍛えられています。
それでも筋力が衰えていってしまうのは、加齢によって成長ホルモンの分泌量が減少していくためです。

筋トレは成長ホルモンの分泌を促します。

そのため、筋トレを習慣化することが非常に重要になるのです。

見た目がゴツくなる?着たい服が着れなくなる?そんなわけあるかい

筋トレというと、足が太くなるだの着たい服が着れなくなるだのと話す人がいます。
ちゃんちゃらおかしい話です。

筋肉を大きくして、身体のサイズを大きくする。
ただそれだけのために、多くのボディビルダーは人生の楽しみを捨て去っています。
一日に何時間ものトレーニングを行ない、筋肉を成長させる時期には時に10000キロカロリーを摂取し、そのために鶏肉と生卵をミキサーにかけて飲み込むこともあります。
大量に食事を摂ることで消化不良を起こすため、胃腸薬を服用することもあります。
こうして大量の栄養を取り込むことで筋肉を肥大化しますが、必然的に体重が増加するため、大会前にはキツイ食事制限を行なうのです。

そこまでしてやっと手に入るのが「ゴツい身体」です。

毎日の生活に少し筋トレを取り入れた程度でゴツくなるなら、すぐにでも大会にエントリーすべきであり、その場合は賞金で生きていくことが出来るでしょう。

毎日の生活に少しだけ筋トレを取り入れ、太ももや背中などの大きな筋肉を活用するコツを学び、それらの筋肉を刺激することで成長ホルモンの分泌を促す。

これはアクティブエイジングのために必須の活動です。
ここまで読んでくださったミドル世代のアナタなら、もうお分かりですね。

さぁ、筋トレをしましょう。

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