介護職と感染予防
健康管理
・標準予防策(スタンダード・プリコーション)の実施
・感染症の予防接種の実施
・定期的な健康診断の受診
・体調不良時の早期対応等の学習と実践
ワクチン接種
ワクチン接種により感染症に対する自分の抗体の有無を確認し、抗体がない感染症についてはワクチンを接種することで感染予防に努める
主な種類
インフルエンザ
B型肝炎
麻疹(はしか)
風疹(三日ばしか)
水痘(水疱瘡)
流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
使い捨て手袋
血液や体液、痰・唾液、嘔吐物、排泄物に接触する可能性がある場合は医師や看護師と相談し、その必要性や注意点を十分に共有した上で使い捨て手袋を装着
一回のケアごとに交換し、ケア実施後には使い捨て手袋を外し手洗いを行い、新しい手袋を装着して次のケアを行う
マスク、ゴーグル、ガウン、エプロンの使用
血液や体液、痰・唾液、嘔吐物、排泄物が飛び散る可能性がある場合のあるケアを行う場合は粘膜を保護するためにマスクやゴーグルをして防御する
正しいマスクの装着としては
①ゴム紐は外側にしてプリーツ(ひだ)を下に伸ばしてマスク全体を広げる
②顔にあて、のノースピースを鼻の形に合わせて顎の下まで伸ばす、顔にフィットさせながら、耳に紐をかける
血液や体液、痰・唾液、嘔吐物、排泄物が衣服に付着してしまい、すぐに洗浄することが困難な場合もあるため、このような事態を避けるためにガウンやエプロンを使用する必要がある
それらも使い捨てのものが望ましく、1人のケア終了時に脱ぐようにする
介護職に切り傷がある場合
絆創膏をしていても必ず手袋を使用してケアを行う
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