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弱点対策 高齢者に多い疾病(1)


この弱点対策の記事では、私が介護福祉士の国家試験の勉強をしている中で、間違えたり、曖昧だと感じたところをメモ代わりに使用していきます。


むくみ


血管の働きが弱くなり、皮下水分量が過剰になると生じる

原因

・顔のむくみ

 血圧の上昇や血尿が伴う時は、腎疾患の疑い

・手足のむくみ

 呼吸が苦しい時は、静脈に血栓が生じている可能性

・全身のむくみ

 ネフローゼ症候群の恐れがあり、早急に対応が必要


めまい


原因

・持続的なめまい

 多発性脳梗塞を起こしている恐れがある

・立ちくらみや失神

 薬や不整脈、起立性の低血圧の疑いがある

・耳鳴りや難聴を伴うめまい

 メニエール病の恐れがある


生活習慣病


種類

糖尿病

脂質異常症

高血圧

悪性腫瘍

虚血性心疾患

脳血管障害


予防

・一次予防

 健康を増進し危険因子を改善することで、発病を予防する

・二次予防

 健康診断やがん検診などを受け、疾病を早期に発見する

・三次予防

 適切な治療を受け、機能回復・維持を図る、回復後は再発防止


虚血性心疾患


狭心症


心肺が必要とする血液が一時的に不足した時に起きる

胸部絞扼感や胸部圧迫感がある

冠動脈の動脈硬化による狭窄や痙攣が原因

運動時などに起こる労作性狭心症や安静にしていても起こる安静時狭心症がある

発作時にはニトログリセリンの舌下投与を行う


心筋梗塞


動脈硬化が原因となる冠動脈の閉塞などにより心肺が壊死した状態

冷や汗や嘔吐を伴う胸痛が30分以上に続く


高血圧


最低血圧(拡張期血圧)90mmHg以上

最高血圧(収縮期血圧)140mmHg以上


本態性高血圧

我が国では高血圧症の9割以上を占める


老人性血圧

最低血圧は高くないが、最高血圧が高くなる


合併症

心不全、腎不全、脳梗塞、眼底出血など


治療

非薬物療法

ナトリウムや脂肪の摂取の制限

カリウムや果物の摂取

適度な運動

減量


薬物療法

非薬物療法で効果が得られない場合には、利尿薬やカルシウム拮抗剤、ACE阻害薬などの降圧剤を用いる


肺炎


日本の死亡原因の第3位(2013年)


症状

高齢者の場合、はっきりした症状があられなかったりすることがある


誤嚥性肺炎

高齢者の肺炎の半分以上を占める

食べ物の誤嚥によるものより、口腔内の分泌物や胃の内容物などが気管・気管支に少しずつ吸引されることにより引き起こされる物の方が多い

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