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模試の復習 介護領域(5)


この記事では、私が介護福祉士の国家試験の勉強をしている中で、間違えたり、曖昧だと感じたところをメモ代わりに使用していきます。


排泄の介助

仰臥位よりも座位の方が、直腸肛門角が鈍角となり便が出しやすくなる

食後は胃・結腸反射により蠕動運動が起き、排便がしやすくなる

腰掛け便座は特定福祉用具販売の種目

男性の場合は側臥位で陰茎を尿器の受尿部に入れると排尿しやすい

自動排泄処理装置はセンサーで尿や便を感知し、真空方式で自動的に尿や便を吸引するので、寝たきりの利用者の使用に適する


直腸性便秘

便意を感じてすぐに排便しないと排便反射が弱まり、便が溜まっても便意を感じなくなり便が腸内で停滞してしまう

穀物や豆類、根菜類に多く含まれる不溶性食物繊維は摂取しすぎると水分が吸収され便秘を助長する

海藻類に多く含まれる水溶性食物繊維は硬くなった便を柔らかくして腸内環境を整えて排便を促す


睡眠の介助

ベッドの高さとして、利用者が動くことができる場合は手のひらが太ももの下にスッと入ることができるくらいの高さ(35~45㎝)で、寝たきりの場合は60~65㎝程度

照明の明るさは30ルクス程度が目安で、夜間の転倒防止のために足元灯(フットライト)を点灯しておく

快適な睡眠のための環境設定として、室温は夏場は25℃以下、冬は15℃以上、湿度は60%程度を目安にする

質の良い睡眠をとるために、タンパク質やカルシウム、ビタミンB群を十分に摂取する


終末期の介護

エンゼルケアとは、死後のケアと呼ばれ、死後に身体を清め、化粧や旅立ちの衣装への更衣を行うこと

死後の処理として、義歯は生前の表情に近づけるためにつけたままにしたり、着物の場合は着付けを左前に合わせたり、帯紐を縦結びにしたりする

死後の処置として私語硬直が始まる前(死後2~3時間)までに行う

ホスピスケアは死にゆく人とその家族の生活に対するQOLの向上を目指し、さまざまな専門職とボランティアがチームを組んで提供する

弔問は死後1~3ヶ月の落ち着いた頃に伺う


介護過程

フェイスシートはサービス利用開始時に利用者の全体像を把握するために概要をまとめたもの

サービス担当者会議を主催するのは介護支援専門員

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