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ゲーム音楽演奏に必要なものとは?

「noteの続き」という名の「蛇足」


このnoteの続きです。

たまに、ゲーム音楽演奏にはゲーム愛が必要どうこう、的な話を鵜呑みにしてしまい「ゲーム音楽演奏は敷居が高いものなんやんけやんかやんけ」と悩み続けてしまう迷える子羊的な何かが産まれてしまうことを危惧し、そんなことはさせないっ・・・!と思って今書いてます。

愛などいらぬ!

すごく極端なことを言ってしまえば「ゲームのことまったく知らなくても演奏はできます」よ、ということをお伝えしたいです。だってふつうのオーケストラや吹奏楽のように、譜面は存在するからね。譜面があれば、なんか誰でもできそうな気がしてきません?

まぁ・・・その譜面が・・・少し・・・(オブラート)

できる(できるとは言ってない)

ゲーム音楽の歴史と「演奏不可能なやつ」の話

そもそも、ゲーム音楽の歴史を紐解いてみると、昔はコンピューターさんへの打ち込みの音楽が主流でした。ゲームだとソフトの容量という敵がいますので、内蔵音源で鳴らすのが主流で、ゲーム音楽で生音がでてきたのはおそらくはCDROMが主流になって容量も多くなった90年代も後半になってから。
自分の知る限りで一番古いのだとFF8が、FF7の売上で予算が回ってきたのか生音オーケストラでオープニングとエンディングだけ、収録していたはず、です(もっと昔とかあるのかなー、詳しくないから知らんけど)

何が言いたいかと言うと、「昔のゲームは打ち込み音楽だから人間が演奏することを想定してないんやねん」ということを言いたいです。

例えば、こちらを御覧ください。VTR、スタート!

こんな曲がごろごろありますけどオーケストラで演奏するのはきついですよ、という・・・ね。(題名のない音楽会かなんかでオーケストラの編成で演奏していたときに植松伸夫氏もおんなじようなこと言ってました)

そうでなくても(打ち込みではなくても)ゲーム音楽は単純に演奏するのに難しいものが多いから、演奏技術はまぁ求められてくる、と思います。

あと「(譜面に難しいところあるけど)原曲がそうなってたからそのまま譜面に書いた」って、編曲者の方に4回くらい言われたことあります。原曲がそうなら仕方ないね。

まぁあと人間が演奏することを想定していないのだと東方Projectがありますね。ZUNペット、なんていう、無茶苦茶なトランペット、がありますが、あれはまぁ無理・・・え?できるの?えっ?えっ?

まとめると、自分が「うっ」って警戒するゲーム音楽は、以下です。

・打ち込み音源で作成されているもの
・特にスーパーファミコン時代のゲーム音楽
・東方Project
・ZUN
・太田順也

なので「ゲーム音楽をやるなら『覚悟』して、折れない心で譜面をさらうのを頑張りましょう」というのを言いたいのです。

じゃあ具体的に難易度は?

気になる難易度については・・・まぁ・・・なんだ・・・「がんばれ」とだけ・・・がんばれゴエモン・・・

ほかは普通のオケと一緒だよ!信じてください!

難易度が高めなことは多いのですが、それ以外の基本的な演奏については、普通のオーケストラや吹奏楽とあまり変わりはありません。たまぁに特殊奏法や知らない演奏指示が書いてあることがありますが、まぁこれは誰か人に聞けば大丈夫ですよ。

演奏時間についても、まぁオーケストラだと70分とかかかる、ブルックナーとかブルックナーとかブルックナーとかありますが、ゲーム音楽だと、まぁそんなに一曲でかかる曲はありません。あ、うそだ。愛が深すぎるゆえにゲーム音楽の全曲に近い曲を詰め込みまくって公演時間が4時間とかいってるとこあったわ。あったね。

軽率にゲーム音楽、しよう!

ゲーム音楽は怖くないですよ!大丈夫です!信じてください!

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