世の中恐ろしすぎる#35: 「老人ホーム入居と要介護度・要支援度?」 <- これからの方は老人ホーム入居と介護費用は天文学的数字なので驚かないでくださいね(苦笑)
今回は「老人ホーム入居と要介護度・要支援度?」について見ていきましょう。
老人ホーム入居と介護費用は天文学的数字(注意1)ですが、とりあえず予備知識として「老人ホーム入居と要介護度・要支援度?」について見ていきましょう。
注意1: 民間企業が運営する有料老人ホームなら、入居一時金は1,000万円程度、月額費用は25万円程度が相場で、高級なところだと入居費だけで億円単位とおもってもおかしくありません。
そのほか日常品や美容代、レクリエーション代などが別途かかり、その額は平均3万~5万円程かかる可能性もあります。
公共のところは、少しは安いかもしれませんが、今度は空いていないのです。
こんなんじゃ、介護離職するのも当たり前です。
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老人ホーム入居と要介護度・要支援度?
老人ホームへの入居を検討される際に、要介護度や要支援度は非常に重要な要素です。これらの度合いによって、必要な介護サービスの内容や、利用できる介護保険サービス、そして施設選びの基準が大きく変わってきます。
要介護度・要支援度とは?
要介護度・要支援度は、日常生活を送る上でどれほどの介護が必要かを、7段階(自立・要支援1~2・要介護1~5)で評価するものです。
自立: 日常生活を一人で営むことができる状態
要支援1・2: 日常生活の一部に介助が必要な状態
要介護1~5: 日常生活のほとんどに介助が必要な状態
要介護度・要支援度が老人ホーム入居に与える影響
利用できるサービス:
要介護度が高い方: 身体介護(食事、排泄、入浴など)、生活援助(掃除、洗濯など)といった幅広いサービスを利用できます。
要支援度の方: 生活援助や、身体機能の維持・回復のためのサービスを利用できます。
施設の種類:
要介護度が高い方: 特別養護老人ホームなど、医療・介護サービスが充実した施設が適している場合があります。
要支援度の方: サービス付き高齢者向け住宅など、比較的自立した生活を送れる施設が適している場合があります。
費用:
介護保険サービスを利用できるため、自己負担額を抑えることができます。
要介護度が高いほど、介護保険サービスの利用額が増え、自己負担額が減ります。
要介護度・要支援度の認定について
要介護認定申請: 市区町村の介護保険窓口で申請します。
訪問調査: 認定調査員が自宅を訪問し、身体機能や日常生活の様子を評価します。
認定判定: 認定審査会で、認定結果が決定します。
老人ホーム選びと要介護度・要支援度
自分の状態に合った施設を選ぶ:
要介護度が高い方: 医療・介護サービスが充実している施設、24時間体制で看護師が常駐している施設などがおすすめです。
要支援度の方: 比較的自由な生活を送れるサービス付き高齢者向け住宅などがおすすめです。
費用の確認:
介護保険サービスの利用額、自己負担額などを確認しましょう。
施設によって、費用体系が異なるため、複数の施設を比較検討することが重要です。
サービス内容の確認:
必要な介護サービスが提供されているか、リハビリテーションやレクリエーションなどのサービスがあるかなどを確認しましょう。
まとめ
老人ホームへの入居を検討する際は、要介護度・要支援度を把握し、自分に合った施設を選ぶことが大切です。
要介護度・要支援度によって、利用できるサービスや費用が異なる
自分の状態に合った施設を選ぶ
複数の施設を比較検討する
専門家(ケアマネジャーなど)に相談することで、より自分に合った施設を選ぶことができます。