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年金: 「少しでも年金を増やす小技#5: 「国民年金を支払っていない期間が長いケース」 <ー このような方、結構多いのでは?

今回は「少しでも年金を増やす小技#5: 「国民年金を支払っていない期間が長いケース」について見て行きましょう。

国民年金の支払を一時期滞った場合の作戦は: ↓

ですが、もしかすると上記で遡っても満額を受け取る為の480カ月の年金の支払には、まだまだ遠いという方も多いかもしれません。

今回は、そのような方の対応です。

上記に加え、救いの手がもう一つあります。

その場合は「任意加入制度」を使って見る作戦もあります。

「任意加入制度」: 国民年金の強制加入対象者ではない方が、任意で国民年金に加入し、保険料を納めることで、将来の年金を増やせる制度です。

国民年金の強制加入対象者は、20歳から60歳未満の日本国内に住所を有する国民です。この対象者以外の方でも、以下の条件を満たせば、任意加入することができます。

  • 日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の方

  • 老齢基礎年金の繰上げ支給を受けていない方

任意加入制度を利用すると、国民年金の保険料を納めた期間に応じて、将来の老齢基礎年金が受け取れるようになります。また、任意加入期間中に死亡した場合には、遺族基礎年金や障害基礎年金も受け取れるようになります。

任意加入制度は、国民年金の給付をより充実させたい方、将来の年金を増やしたい方におすすめの制度です。

一言では: 本来、国民年金は20歳-60歳までの480カ月で打ち切りなのですが、どうしても480カ月に満たない方もいると思われます。

その場合上記の「「夫が過去に国民年金を支払っていない期間があります、さかのぼって納付できますか?」(上記参照)」の中の作戦に付け加えて「任意加入制度」という制度を使えばなんと「60歳以上65歳未満」の間で任意に国民年金に加入(追加支払い)できるのです。

令和5年の老齢年金(国民年金)、480カ月を支払った場合の満額は

795000円/年 (66,250円/月)

ですが、上記の2つの制度(遡り支払い&任意加入制度)を使えば、少しでも満額へ近づくとおもいます。

健康なら、仕事をする事により年金の受給時期を後ろにずらすと、月当たり0.7%年金が増えるので、いろいろ組み合わせてはいかがでしょうか?

任意加入制度: ↓
任意加入制度|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

年金を繰り下げ受給した場合: ↓
年金の繰下げ受給|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

その他の作戦: ↓

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