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祝 ケアコミュツアー vol.1 



ケアコミュツアーとは

ケアコミュツアーとはケアマネジャーを中心とした在宅ケアコミュティであるケアコミュが在宅系サービス事業所に出向いて取材をさせていただく企画です!素敵な事業所を多くの方に知っていただくことが目的の企画となります!

記念すべき第1弾はクロスハート幸・川崎様

ケアコミュ初めての企画であるケアコミュツアー!記念すべき最初の訪問先は神奈川県にある小規模多機能型居宅介護 クロスハート幸・川崎にお邪魔させていただき、管理者の林田さんにお話しをお聞きしました!

そもそも小規模多機能型居宅介護とは?

「小規模多機能型居宅介護」は、利用者(要介護(支援)者)の心身の状況や置かれている環境に応じて、利用者の選択に基づき、居宅に訪問し、または拠点に通わせ、もしくは拠点に短期間宿泊させ、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事等や機能訓練を行うもの。
社保審-介護給付費分科会 第179回(R2.7.8)資料4より抜粋

事業所の特色は?

特別養護老人ホームと同じ敷地内にある小規模多機能型居宅介護です。50年前からある団地の中に存在するものの、周りの団地に溶け込むように存在しています。この団地には約6000人程が住んでいます。元々は小学校の跡地でしたが、その跡地を市から貸与し10年前に特養と小規模多機能を作り現在も運営しています。

ご利用者様の特徴は?

利用者様をご紹介いただくのは主に包括の方からの依頼が多いです。介護サービスを使い始めてから小規模多機能に切り替えるという方よりは介護保険の導入としてご紹介いただくことが多いです。いきなり長い時間を過ごしていただくというよりは、まず1時間過ごしてみてから少しずつ関係性を作り、時間を増やしていくようにしています。

小規模多機能を運営するうえで大変だったことはありますか?

やはり元々あった団地の中にこのような介護施設ができたわけなので、地域の皆さんにどのような場所なのかを理解していただくまでに時間をかけてきました。例えば地域密着型サービスに義務付けられている運営推進会議ですが、こちらには現在民生委員などの地域住民の方が毎回参加をしてくださっています。(民生委員の出席率は100%)また包括のセンター長も参加してくださりお互いの情報共有でしたり、地域の方々との意見交換の場になっています。
現状、まだまだ小規模型居宅介護を理解されている方が少ないため「ゆるく、ぬるく」なじんで行けるように取り組んでいます。また団地の高齢化も進んできている中で運営側が新しいものを取り入れて行かなければならないという課題も感じています。

ご家族様や他事業所との連携はどのようにされていますか?

他のサービスとの連携ですが、主に福祉用具貸与事業所や訪問診療の方々との連携が多いです。またご家族様への情報共有(普段のご様子など)ですがLINEworksを活用し写真などで共有をしています。今のところ参加率は7割程度の方々が参加されています。
また社内での連絡ツールはSlackを導入し連携出来るようにしています。


最後に林田さんの想いを聞かせてください!

クロスハート幸・川崎を地域の拠点となる施設にしたいです。利用者様が最後のギリギリまでしたいことが出来るようにサポートしていきたいと考えています。そのためには私たちだけではなく、それを理解してくれる医師やサービス事業所、地域の方々と手を組みサポート出来る体制を作って行かなければならないと思っています。

編集後記

ケアコミュ代表 松本
現地まで車で行きましたが正直どこに施設があるのかわからないぐらい地域に溶け込んでいました。(正直迷いました)団地の中にある介護施設と聞くと周りの景観から浮いてしまうイメージを持っていましたが、いい意味で存在感がなく、そして自然に存在している印象でした。また施設内も過去に見てきた小規模多機能と違い、施設というより憩いの場(カフェのような)に近いイメージでした。またレクリエーションにも力を入れており、当日は音楽レクの最中でした。他にもタンゴエクササイズや紙切り芸、サルサ&ブラジリアンダンスなどもあり従来の介護施設のレクリエーションとは違い、一風変わったことをされる何とも不思議な空間でした。何よりお話しをお聞きした林田さんが地域や元々ある団地を軸にお話しをされることから施設を主ではなく、地域を主に置いており何よりどう施設が環境に溶け込んでいくかということをお話しされていたのが印象に残っています。「自然体で過ごす」ことが出来る小規模多機能型居宅介護に出会えて私自身刺激になりました。

ケアコミュ マネジャー 大平
代表と共に取材させて頂きました。建物の立地がなんとも不思議な印象が強かったですが、建物の内側から団地を見渡す景色は安心感があるなと感じました。住み慣れた地域の中で変わらず、住み続けられる空間を提供出来ている所が素敵でした。利用者さまの自然体の写真を使用したパンフレット類は、利用者さまのたくさんの笑顔とありのままの姿が映されていて印象深かったです。なによりも、林田さんの利用者さま・地域を第一に考えてお話しされていた事が印象深かったです。胸に秘めている熱い強い想いを知る事ができて良かったです。取材をきっかけに、小規模多機能型居宅介護をもっともっと知りたいなと思いました。貴重なお時間を頂きましてありがとうございました!

ケアコミュよりお知らせ


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