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人生会議ひらいていますか?


わが家では
要介護者の母も
介護者のわたしも

「終末期医療」というテーマに
向き合わず
ケセラセラと
過ごしてしまった

幸いにも
命の選択の決断を
迫られることも無く
母は90歳で天寿全うし
めでたし めでたし
と見送ったが

同じ介護終了者のなかには
たった10分で
ICUの医師から
延命措置をするか否か
決断を迫られ
動揺中に延命措置を施し
回復見込みの無い親に
苦痛を与えて
最期の数年間を
過ごさせてしまったと
後悔する方

逆に延命措置を
行わなかったために
親を殺してしまったと
苦しんでいる方がいることを
知った。

このように後悔したり
苦しんだりすることを
避けるためにも
終末期医療について
話し合っておくことは
とても大切。

その手段として
「人生会議」があります。
 
人生会議とは
アドバンス・ケア・プランニング
(Advance Care Planning)のこと。
本人が大切にしていることや望み、
どのように終末期の医療ケアを
望んでいるのか?

本人自身が考え、
家族や大切な人と話し合う
プロセスのことを言います。
 
ほかにも
「リビングウィル」や「事前指示書」など
人生の終末期を迎えたときの
医療選択などについて、
事前に意思表示した
文書を作成しておく。

こうしておくと
表明された意思が
医療従事者などケアに携わる方々に伝わり、
本人らしく最期を生きることにつながります。

「リビングウィル」や「事前指示書」は
医療職者やソーシャルワーカーなどに
相談するという手段も有効です。
 
実際に命の危機がせまると、
70%の人が医療のケアなどを自分で決めたり、
望みを伝えたりすることが
できなくなると言われています。
 
自然な死を迎えたいのか?

延命措置をできる限り受けて、
生を全うしたいのか?

もし自身の医療で何かを決断を要するとき
それを誰に託すのか?
 
折にふれて人生会議を何度も開き、
その都度
「リビングウィル」や「事前指示書」に
アップデートしていく。

こうしておくと、万が一のことが起きても、
家族や大切な人の心の負担が軽くなります。

人生会議はサイトがあり、
誰でも無料で何度でも簡単にできます。

また「リビングウィル」や「事前指示書」も
ググるとひな形がいっぱい出てきます。
ぜひ親自身に合ったものを選んで、
作成してもらってください。
 
<人生会議サイト>
※実際に無料で何度でも試せます
 人生会議(厚生労働省&神戸大学)
 https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/acp/index.html
 
 
 

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