人間万事塞翁が馬
昨日、
今年度の高校総合体育大会(インターハイ)の中止が決定となりました・・・
今年の大会に向けて日々練習していた高校生
指導者、保護者の皆まさには、
残念な気持ちでいっぱいだということ、
心中お察し申し上げます。
特に高校3年生は、
最後の大会にかける思いや、
今後大学進学等でのアピールの場がなくなる・・
でも、
なくなったものはない。
そこで心の捉え方を変えてみませんか。
事実と感情は変わらないけど、心の持ち方と行動は変えられる!!
そこで出たのが今日のタイトルにある
「人間万事塞翁が馬」ということわざです。
意味は次のとおりです。
人間万事塞翁が馬とは、
人生における幸不幸は予測しがたいということ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、
安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。
こんなことを書くと、
反感を受けそうですが、
「インターハイ」が中止になったのは事実であり、
くやしいという気持ちは全国の高校生共通です。
事実と感情は変わりませんが、
心の持ち方と行動は変えられます。
例えば、大学のスポーツ推薦が取れない・・
アピールの場がない・・というが、
必ず救済措置のような大会は、
コロナが収束すればあるかもしれない。
また今年は「入団テスト」なるものが拡大開催されれば、
普通ならプロのスカウトに見逃された人が採用される。
もし、このままインターハイのために練習していたら
ケガが悪化していたかもしれないけど、
そもそも休校で部活がなくなったため、
ケガが完治し、体調がベストになれば、
今よりパフォーマンスが向上する。
部活は高校3年で終えるはずが、
こんな終わり方で納得できなくて、
大学に行ってまた競技を始めたらよりスキルが向上した。
このくやしさを違う形で「リベンジ」しようとして、
違うことをやり始めたら、
それが自分に合っていた。
などなど、
あなたにとって
災いとなったことで、
新たな「チャンス」を得ることがあります!!
とはいえすぐには心の整理がつかないと思いますが、
あなたには
「新たなチャンス」
「新たな出会い」
が待っています。
それを信じて今できることを続けてください。
そして最後に
元中学校で卓球部の顧問をしていた人間として、
これはよく部員や部員の保護者に言っていたことですが、
縁があってその競技と出会い、
その競技で技術だけでなく、
心も身体も成長できたのですから、
この後その競技をやるやらないは別として
一生その競技を好きでいてください。
未来factory片野靖久は、
高校生とその保護者の皆様の
今後の新たな「未来」を応援しています。
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