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バレーボールチーム立ち上げstory

最近、バレーボールのチームを立ち上げてみた。
この背景について、初心を忘れないようにキロクしてみようと思う。

きっかけ

コトの始まりは、私の相方さん(仕事のパートナー)から「一緒にバレーボールの大会運営をやろう」と言われたことがきっかけだった。
その時は、私はバレーボールもやっていないし、そもそも運動時間なんて年間でもほぼゼロに近い状態。。。
現役でバレーボールをしている相方はよいとして、私???
スポーツからかなり縁遠くなっていた自分がスポーツの大会運営なんて…と躊躇したは当然の話。

でも、せっかく一緒にやろうと言ってくれた相手の期待にも応えたいし、でも試合も出ていないから正直よくわからないし…。
大会運営を一緒にスタートさせることになったものの、前のめりになりきれていない自分がいた。

「私、よくわからないから決めていいよ」
「だって本当にわからないから共感しきれないんだもん」

そんな言葉を発してしまっていたところ、
「わからないんじゃなくて、理解しようとしていないだけなんじゃないの?」と相方に怒られた。

その瞬間にハッとした。

確かに…私は自分から理解しようと努力したか?
相手の想いにちゃんと歩み寄ったか?
理解するために自分で考えて何かアクションしたか?

相方の言う通り、私は何もしていないと思った。
だから、その次の瞬間言ったのがこんなこと。

「私にバレーボールを教えて!練習に付き合って!私も当事者になる!」

相手と同じ目線で、同じ想いで一緒にやっていくなら、自分が当事者になるしかないと思った。
中学時代に少しやってはいたものの、現在40歳の私はなんとブランク25年。
運動も全くしていない状態からのバレーボールって…ハードル高すぎるでしょ…。
でも、そんなこと言っていられないから、バレーボールの服もシューズも買い揃えて、もう後には引けない状況を作った。

いざ!大会運営!!

実際に大会運営をしてみて思ったことは、
「これ、自分が出なきゃ”やりがい”をずっと感じ切るのは難しいな」
だった。
運営をしながら、いろんな人が間近でプレーするのを観るのは楽しかった。
でも、もっともっと前のめりになるためには、さらに当事者になる必要があると察した。

だから、また相方にこんなことを提案した。
「ねぇ!初心者のチームを創ろう!」

自分がもっと楽しむために、自分のようなほぼ初心者でもブランクがあっても、気負いせずに始められるようなチームを創る。
現在の大会は、上手い人しかなかなか出られない。
初心者でも出られる大会がほぼ存在しないからだ。
だから、無いなら創る。
私のような始め方をした人でも大会にも出られるように、初心者に向けた大会を企画する。
そんなことを次から次へとやりたくなってしまった。

怒涛のスピードでチーム結成

初心者チームを創ることを決めてから1日程で、チーム名を決め、Instagramのアカウントを取得し、メンバー募集をスタート。
たった数時間で5名ほどが集まり、テンションが上がった!

そこから先は、初心者OKの団体に自ら参加してリサーチしてみた。
ブランクありまくりで参加した時に、自分がどんな感情を持つか。
何を不安に感じるか。
何がわからないのか。
どんなことが嬉しいか。
もっとどうして欲しいと思うのか。

実際に自分が外部の練習に参加してみることで体感するもののすべてを、自分が創るチームに活かすことを決めた。

そのエッセンスを凝縮したのが、このチーム『Legarise』。
コンセプトは『オトナの青春』。

ただバレーボールをプレーするだけではなくて、スポーツを通して感じる喜びや楽しみ、人との繋がり、向上していく自分を実感することなどなど。
一人一人がこの経験を通じて、いろんなものを得ていって欲しい。
人生に楽しみを見出して欲しい。
そんな想いを込めて、チームを大きくしていこうと決めた。

初の練習をしてみて

有難いことに、予定の定員に達した状態で初の練習を迎えた。
偶然の必然によって集まったメンバーは、本当に素敵な人ばかりだった。
はじめましての人たちばかりなのに、なんだか温かい。

ミスしても自然とフォローしてくれる人がいる。
良いプレーはちゃんと褒める。
声を掛け合う。
「出来ない」を言い訳せずにとにかく楽しむ!

こんなことが自然とできる人たちが集まった気がする。
ポジティブで楽しい空気感。
チームの空気感とは、一人一人の要素が集まって出来上がっていくものだと思う。
そんな素敵な空気感を醸成してくれたメンバーに、心から感謝の気持ちが湧いた。

チームのこれから

これから新しいメンバーも続々と増えてくる。
チームの雰囲気に合う、合わないはもちろんあるはずだから、心地良いと感じてくれた人とこれからも繋がれればよいと思う。
バレーボールをするだけじゃなくて、この人たちと一緒に過ごせて楽しかったと感じてもらえるようなチームにしていきたい。

そして、せっかくやるなら向上していきたい。
だから、自分たちの、自分たちによる、自分たちのための大会を創り、自分たちが輝く場を創っていきたいと思う。

たった1か月前には、こんな風にチームでの活動を始めている現実なんか想像もしていなかった。
でも、決意して行動すれば、現実が見事に変わる。
そんなことを実感しながら、新たな人たちとの出会いをこれからも楽しんでいきたい。



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