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オーストラリアで家探し体験記

CAREER MARKインターン5期生の鳥羽夕紀美です。
2022年4月より、5期インターンは7名のメンバーで活動しています。メンバーについては他己紹介リレーで紹介していきますので、ぜひご覧ください。
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皆さん、お住まいの国ではどうやってお家を探しましたか?
企業からの駐在の場合は、物件探しや内見・申込みをサポートしてくれるエージェントがついている場合が多いのではないでしょうか。
国によって条件に合う住まいを見つける難しさは異なるものの、私自身がドイツに駐在したときも、夫がシドニーに来た時も家探しはそこまで大変ではありませんでした。

ところが今回、夫の異動によりオーストラリア第3の都市ブリスベンに引っ越すことに!会社としても前例がなく、付き合いのあるエージェントもおらず、自力で家探しをすることになったのです。
日本とも違うオーストラリアの家探し事情。なかなか大変だったその経験をご紹介します!

ネットで内見予約は簡単!?

日本でも物件探しをインターネットで行う人は多いですよね。とはいえ、今まさに空いているかは確認しづらいので、最新の空き状況を出してもらい、実際に内見をするために不動産屋さんを訪れると思います。
オーストラリアでもインターネットで物件を探すのは同じですが、それぞれの物件への内見予約も不動産サイトを通じて行うのが一般的なようです。

サイト上にすでに内見可能な日程が出ており、フォームに入力するだけで予約可能な場合もあれば、個別に管理会社に問い合わせが必要なパターンもあります。
基本は管理側の提示する日時に合わせなければならず、日程の確定は3日前ごろ。それが平日の昼間な場合も多いです。また当日にキャンセルや日時変更になったり、問い合わせをしても返信がなかったりすることもよくあります…。

短期間で家を探そうとすると、毎日不動産サイトを確認し、新しく出てきた物件の内見予約をパズルのように組まなければなりません。「ネットでできるから簡単!」とも言い難いのが現実です。

内見は知らない人と同時に

オーストラリアではオープンインスペクションが一般的で、同じ日時に複数の人が集まって部屋を見ます。多い時には15分の内見時間に10組以上いることも!それだけ多くの人が部屋を探しているのです。
同じエリアで近い時間に複数の物件を見たときは、1件目と2件目を見学するメンバーがほとんど同じということもありました!(予約は別口です。)

多くの場合はまだ前の住人が住んでいる状態で内見します。ですので、部屋の状態がきっちりとはわからないことが多く、管理会社の方や住人の方に不具合がないか等、質問する場面もありました。

ヨーロッパに比べてオーストラリアはプール付きのアパートメントが多いように感じました!土地柄でしょうか?

申込書で自分をアピール!

日本では審査に不備がない限り、申込みが早ければ物件を押さえることができますよね。
オーストラリアでは物件への申込みもオープンです。申込書には仕事・収入・住所の履歴・保証人・自己アピールなど様々な項目があり、応募者の中から一番条件が良い人をオーナー(または管理会社)が選びます

「家賃がしっかり払えるか」「身元のしっかりした人か」等、確かに気になるのはわかります。でも実際にどの項目を重視しているのかはオーナー次第でもありブラックボックス。しかも今は物件不足で応募者が殺到しているため「提示された家賃より多く払います」「先に半年分家賃を収めます」などアピールが大変…!
物件が市場に出たら、なるべく早く内見して、なるべく早くなるべく良い条件の申込書を書かなければなりません。

申込みも今はオンラインです。同時に複数の物件に申込む人も多く、1通書ければほとんどの内容は使いまわせます。
結果は1週間程度で出るそうですが、好感触の場合はすぐに内容確認の連絡が来るように感じました。逆に既に他の人の申請が進んでいて、申込んでも1週間を待たず、すぐ落選の結果が来ることも。

内見する家の周りも調べます

子連れ・車なしの物件巡り

我が家は新居探しのために、2週間アパートメントタイプのホテルに滞在しました。平日夫は仕事。保育園を休んで連れてきている3歳の子どもと2人、公共交通機関(主にバス)を乗り継いで毎日内見の日々でした。
予約時間に対して移動手段と移動時間を調べつつ、3歳をいつどこのトイレに連れていくか、昼食をどこで取るか、昼寝はするのか、毎日頭はフル回転。
1日最大3件(10時、12時、14時など)、ひどい時には当日にすべてキャンセルになり、どうしても見たい物件の予約が重なってしまったときには夫と分担したこともありました。

内見予約は10日間で20件以上、実際に内見したのは15件程度申込書の提出は10件越え、そして申請が通った物件は最終的に2件(+時間切れでしたが好感触な物件が他に2件ほど)でした!
もちろん物件の人気度や提示する条件などによって成果は変わります。申込んだのは人気エリアの人気物件が多く、また我が家は駐在なので現在共働きでないことなど、書面上は不利な点も多かったです。

承認の連絡が来たら、すぐに2週間分の家賃を払って物件を押さえるなど、この後の手続きもバタバタですが、なんとか期間内に住まいが決まって良かったです!

あとがき

ブリスベンに住んでいる方から「厳しい状況だ」とは聞いていましたが、本当に家が決まるまで大変でした。知り合いもいない土地で子どもと2人右往左往する日々。そんな状況で毎日コミュニケーションを取っていたのは、
CAREER MARKインターンの仲間たちでした。彼女たちがいたから2週間を乗り切れたといっても過言ではありません。

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文:CAREER MARK 第5期 インターン 鳥羽夕紀美(オーストラリア在住)
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