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駐在妻インターンってどんな人?【第7期vol.1 ゆってぃさん(メキシコ在住)】

2023年3月、第7期インターンではメキシコ、ブータン、ベトナム、インドネシアから参加の駐在妻が加わりました。7期駐在妻インターンメンバーへのインタビュー第1弾は、2023年3月からメキシコに駐在帯同中のゆってぃさんのご紹介です。

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【ゆってぃさん/お仕事プロフィール】
新卒で損害保険会社に総合職として入社。高松、横浜、東京、名古屋にて、保険金の査定・支払業務から営業など多岐にわたる損害保険業務に従事。東京本社勤務では商品パンフレットの作成や300人規模の研修講師など、販売推進業務を経験。
2022年5月からアメリカ、2023年3月からメキシコ在住。2023年8月からアメリカに移住予定。


キャリアと結婚の両立

――色々な地域でお仕事されているようでしたが、これまでのキャリアについて教えてもらえますか?

新卒で損害保険会社に就職しました。
「女の子は事務職」のようなイメージに違和感があり、「総合職」にこだわって就職活動しました。
最初の配属先は香川県の高松。そこで3年働き、その後横浜に転勤になりました。大学が都内だったので友達は関東圏にいましたし、営業をやってみたかったので、横浜に異動になったのは嬉しかったです。その後は希望が叶い、3年間東京本社勤務になりました。そこでの業務経験が今に活きていることが多いように思います。その後、名古屋に異動になり1年間働き、約10年間働いた会社を退職しました。

――全国いろいろ転勤をすることへの抵抗はなかったのですか?

ありましたよ!入社4年目、横浜に異動になったあたりで「結婚もしたいのに、こんなに全国飛び回ってて良いのかな」という気持ちになりました。
そこで一度、転職活動をしてみたんです。でも、転職エージェントの方とお話しをする中で、「あ、私って会社のことが好きなんだ」ということに気づけたんです。それで転職活動を止めて、今の会社で頑張ることに決めました。

――そんな好きな会社を退職するときには迷いなどはなかったのですか?

正直、結婚することになっても退職するという選択肢はありませんでした。ニューヨーク支店へ異動できないか、会社の休職制度を活用できないか等、会社に残れる道を上司が模索してくれました。私自身も「女性が活躍できる会社の風土」や、会社の人達が好きでした。色々手を尽くしたのですが仕事を続けることは難しくて・・・夫はアメリカ企業に勤めていて既にニューヨークに住んでいたし、結婚することについては迷いはなかったので退職を決断しました!

【週末によく出かけていたブルックリン】
ブルックリンから見るマンハッタンの景色が素敵。

アメリカ生活での苦悩と自分の居場所

――実際にアメリカで生活してみて、どうでしたか?

退職を後悔したのは、アメリカに到着してからでした・・・
到着して最初の月曜日、日本に帰りたいって泣きました(笑)
夫はいつも通り仕事をするけど私はなにをすればいいかわからず、1日やることを探したんです。好きじゃない散歩なんかしちゃったりして(笑)

――最初の週に・・・それは大変でしたね。

ニューヨークについて4日目くらいに夫と喧嘩をしたとき、「自分にとって頼れる人はここでは夫しかいない」ことに気づいて不安を感じたんです。仕事もしてないし、友達もいないしで・・・
そこで、駐在経験のある友人に現地での友達の作り方を相談してみました。そしたら「SNSやってみたら?」ってアドバイスをもらって、Instagramを始めてみたんです。

――喧嘩したときの逃げ場がない感じ、分かります。
  それで、Instagramはどのような反響があったのですか?

開設して1週間でフォロワーが100人を突破したんです!日本人のお友達がたくさんできました。お友達の影響で語学の勉強をやってみようと思えたり、ニューヨークで逞しく暮らしている姿に背中を押されたり、本当にたくさん助けられました。
友達ができることで、これまで抱えていた「なにもすることがない」という不安や焦り、ニューヨーク生活全般に対する不安や不満が解消されていきました。困ったときに助けてくれる友達も増えて、「私の居場所」みたいなものを作ることができたような気がしています。

【NYの地下鉄】
怖いイメージがありましたが、駅構内にはこんな可愛い壁画がたくさん!

CAREER MARKのインターンで叶えたい夢

――もう自分で道を拓いて、充実した海外生活を送れそうですね。

うーん、そうでもなくて。ニューヨーク滞在が一旦終わって(ビザの関係で私だけ一旦帰国、夫は引き続きニューヨーク在住)、日本で半年過ごしていたのですが、日本にいるのに無職という状態が辛かったんです。ここで改めて退職によって失ったものの大きさに落胆しました。
そんなときにコーチングを受ける機会がありました。そこで私は東京本社勤務時代にも担っていた「研修講師」のお仕事が好きだ、ということに気づかせてもらったんです。いつかまた研修講師をやりたい!という気持ちと、コーチングの考え方は企業の人材育成はもちろん、海外移住等で環境が変わってなにをすればいいかわからい状況などにすごく役立つ!と感じて、コーチングの勉強を始めました。

――では、コーチングスキルを使っていきたいと考えているのですか?

まだはっきりと将来やりたいことが決まっているわけではないのですが、いつか研修講師はまたやりたいと思っています。せっかく勉強しているコーチングも活かして、なにかできないかなと。それに永住権取得後は、現地就職もしたいと考えています!なにがどう繋がるかはわかりませんが、色んな事にチャレンジして、ずっと働いていたいです。
CAREER MARKのインターン活動は、ライティングやSNS発信、コミュニティ運営など、色んなことにチャレンジする機会があって、将来に繋がりそう!と直感的に思いました。一人ではなかなか始められないことをインターン活動を通してみんなで切磋琢磨、勉強できたらいいなと思って応募しました。

――エネルギーがありますね!
  インターンでこれだけはやってみたい!と思っていることはありますか?

セミナー講師はやってみたいなと思っています!
駐在妻の皆さんってきっとバイタリティー溢れる方々だと思うんです。でも自分にとっては当たり前のことだから自分の持っているスキルを分かってない人もいるんじゃないのかなと思って。そういう方々のためも、自己理解を深められるようなセミナーをやってみたいなと思っています。
実際に私自身もそのひとりとして、夢であるセミナー講師にチャレンジすることで体現する姿勢をお見せできたらなと思います。


【マンハッタンヘンジ】
年に2回、マンハッタンの碁盤目状に沿ってちょうど太陽が沈む様子が見られる天文現象の様子。

あとがき

第7期インターンは始まったばかりですが、私たちはもうゆってぃさんの魅力に惹かれています。今回のインタビュー中もテンポよく、あっという間に時間が流れてしまいました。

インタビューをしていて私が感じたのは、ゆってぃさんはまさに「行動力」の人。転職活動をすることも、Instagramを始めてみることも、少しの勇気とエネルギーが必要になるものです。そんなことを物ともせずにチャレンジするゆってぃさんは”新しい一歩を踏み出すことはワクワクで溢れている!”ということを思い出させてくれました。
最後に「私は新しい環境には慣れることができると思っているし、その場所をいつか好きになれることも分かっている」と話すゆってぃさんの笑顔からは自分を信じている希望を感じました。
ありがとうございました!

【メキシコシティ街並みの様子】
モダンさとコロニアル建築が融合する街。見どころがたくさん!

インタビュー・文:
CAREER MARK 第7期インターン 須藤 みのり

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