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大失業時代をたのしむ方法

世は大海賊時代ならぬ大失業時代を迎えようとしています。なんておちゃらけていると怒られそうですが、時が向こうからやってくるのは仕方ないですよね。

先日、リクルートホールディングスが4,500億円の融資枠をメガバンクに要請したというニュースがありました。

リクルートホールディングス(HD)が取引先の3メガ銀行に計4500億円程度の融資枠設定を要請した。飲食や旅行サイトの広告料などの減少に加え、懸念されるのが人材派遣事業での収益の悪化。新型コロナウイルスの感染拡大で企業の休業が増えるなか、派遣社員への休業補償の支払いに追われる恐れもある。日本経済新聞

リーマンショック時と同様に、派遣を初めとする非正規労働者雇用が失われつつあります。

転職市場も同様に、一時的に選考を止めている企業が増加しています。また、採用を継続している企業に置いても『厳選採用』が増えており、第二新卒や45歳以上のシニア層の転職難易度は上がっています

経済への影響がどこまで続き、どれほどのインパクトになるのか? 正確な予想は経済学者や政治家、起業家も誰もわかりません。

一般人である、われわれが見通せないのは当然です。


このブログでは『不確実性の高まる世の中で、40代、50代がどのようにキャリア形成していくか』をテーマにしてきました。

仕事は与えられるモノ?その考え危険です
不況時は注意!友人に誘われて転職(独立)の落とし穴
役職定年をポジティブに受け止める方法
経済危機をチャンスに変える方法
40、50代の事例で学ぶ正しい選択術

今こそこれらの考え方、行動を総動員し、前を向き一歩を踏み出すときです。


キャリア形成はもともと不確実

もともと、キャリア形成(キャリアデザイン)には『〇〇すれば必ず成功する』と言ったような正解が見いだされていません。

様々な学者が、成功とIQの関係、遺伝の関係、夢の大きさの関係などを研究していますが、人の人生に関わる研究はスパンが長い事と、人生の中で発生する様々な因子に影響させることもあり、法則性を見いだすには至ってないのです。

法則性がわかっていないと言うことは、『あなたの今後の行動は自由で全て正解』と捉えることもできます。

計画された偶発性を生みだそう

計画されたた偶発性理論」をご存知でしょうか? スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論です。 ・個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される ・その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップをしていくべき という考え方になります。

偶発的なことの例には、
• キャリアに不安を感じていたら、パーティーで再会した前職の先輩に誘われた。

• エージェントに勧められてカジュアル面談に行ったら初めて価値観の近い人に出会えた。

• 友人に実現したい夢の話をしたら、コミュニティを紹介された

などの偶然を生むきっかけがあります。
そしてきっかけの多くには人との出会いがあります。

人との出会いを楽しむ

大失業時代の転職やキャリア形成を楽しむとは、『きっかけを生む人との出会い』を楽しむ事になります。

当然、世の中がもう少し落ち着いてからになりますが、

会社の中で人事異動を希望する

今まで行かなかったようなパーティーに参加する

転職して、住む場所も変える

などの変化を通し偶然を生む出会いを、自ら楽しみながら作っていく事が必要なのです。

焦らず、でも確実に一歩を踏み出す。その時までまず今は社会基盤を支えてくださっている方や、医療従事者に感謝して、英気を養いましょう。



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。一人でも多くの方がウキウキ、ワクワク働く社会を実現します。週一更新LINE@【LINE】 https://line.me/R/ti/p/%40078qhmzv