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【22卒向け】サマーだけで100社以上のインターンに合格していた私の自己分析~納得のいく「はたらく」を求めて~

名前:山田
大学:名古屋大学
就職開始時期:大学3年の4月から
見ていた業種:IT・広告・人材
内定先:ITメガベンチャー

22卒限定の就活コミュニティ"キャリハブ"とは?

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幅広い業界の内定者が就活情報を共有するコミュニティ

です。コロナで今までの就活常識が一変しようとしている状況の中、内定を勝ち取った21卒の内定者がメンターサポートをしてくれるコミュニティになります。

【所属メンター内定先】
ゴールドマンサックス・マッキンゼー・アクセンチュア・アビームコンサルティング・H.I.S・博報堂・三井住友銀行・伊藤忠商事・三井住友海上・セールスフォース・ヤフー・リクルート・サイバーエージェント・Sansan・ビズリーチ・Wantedly・アマゾン・楽天・ドコモ・avex・アカツキ・LINE ・パーソル・Fringe・その他多数
【21卒サマーインターン突破企業】
ゴールドマンサックスIBD、JPモルガンIBD、デロイトトーマツ、日本ロレアル、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、NRI、みずほ証券、JAL、資生堂、三井住友海上、IGPI、サイバーエージェント、リクルート、ビズリーチ、UTグループ、パーソル、JTB、東京海上日動システムズ、ネオキャリアetc
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1.はじめに

この文章は、就活生が自己分析を通して、納得のいく「はたらく」を得る手助けになればいいな、そんな想いで書いたものです。
自己分析をはじめたけどどうすればいいかわからない、そんな人の参考に少しでもなれば幸いです。
一緒に自己分析に取り組んでみましょう!

2.自己分析って必要?

自己分析とは、Wikipediaによれば以下のように定義されています。

就職活動における自己分析とは、自分自身の過去の体験を振り返ることで行う自己分析であり、就職活動の出発点とされる。 自己分析を行うことで、自身はどんな仕事がしたいか、どんな仕事が向いているか、どんな会社に行きたいかなどといった事柄を認識、理解する。(引用:Wikipedia)

つまり、「自分のやりたい」を叶えるためには必要だということですね。
「でもやりたいことなんてないよ。」
「会社のサイトを見ても何がしたいか何て分からない」
「大手ならなんでもいい」
そんな声がどこからか聞こえてきそうです。
実際に私が今就活をサポートしているみんなもそうでした。

就活のHOWTO本を何冊も買って、やる。
でも自分のことがわからない、内定がもらえない。

ネットを漁れば就活の情報は山ほど出てきます。

どうやったら「内定」が取れるのか、
「こういう風にはなしたらいい」
「これは話さない方がいい」

そんな世の中の就活「ルール」のようなものに縛られて、
就活生は今日も、
「なになにを言うと会社に悪く思われるんだな」
「こうやったら人事によく思われるのか」
と、小手先のテクニックに気を取られ、
「私はこれからどうしたいのか」
という圧倒的に大事な問いを考えずに過ごしている気がします。


昔は、
「パン屋さんになりたい」
「お花屋さんになりたい」

「なりたい」がたくさんあったのに、いつからでしょうか。
「なりたい」は無くなっていきます。


大人になるにつれて、「社会の当たり前」を受け入れ、
「社会のものさし」に「自分のものさし」を近づけて行こうとします。

生き方の正解なんて何一つないのに、
「正解」の生き方を幻想し、苦しむ。
私もそうでした。
いつも人と比べては、自分の欠けている部分を埋めようとしてました。
それは悪いことじゃないかもしれないけど、
「本当のやりたい」
が分からなくなるのです。

いくら面接対策本を読んでも、就活情報サイトをみても、あなたのやりたいことを書いていません。
あなたのやりたいことは、自分と向き合うことでしか分からないのです。


「自分のやりたい」を見つけ叶えるために、そして「豊かな人生を」生きるために、就活という「チャンス」を使って、自分自身と徹底的に向き合い、自己分析に取り組みましょう。


3.まずはゴールを明確に

就活が始まると、
「自己分析やらなきゃ!」
と盲目的に自己分析をやり始める人がいます。

ですが、これはとても危険です。
自己分析ツールは山ほどあり、端からただただやっていっても、
絶対に終わりません。

モチベーショングラフを何回書いても、
自分史を何回書いても、
「そこから何が分かればいいのか」
が定まっていない限り、
自己分析は永遠に続いていきます。


「なんのために自己分析をやるのか」
「何がわかれば自己分析のゴールなのか」

この二つの問いにまずは、向き合ってみましょう。


4.私の自己分析のゴール

いろいろなゴールがあると思いますが、
就活をはじめたとき、私は以下のように考えていました。


「なんのために自己分析をやるのか」
・どんなことがあっても正解にできるファーストキャリアを選択するため。

「何がわかれば自己分析のゴールなのか」
・今自分の中にある価値観、思考の癖が言語化できている。
・その価値観や思考の癖が過去のどの体験から誕生したのかを言語化できている。
・自分のこれからの未来をどう生きるか、どんな生活をしていたいか言語化できている。
・最適な大学卒業後の進路がいくつかイメージできている。

自分の人生をまずは時間軸で区切り、「過去/現在/未来」に分けました。
上記をゴールに設定するとやるべきことが4つに分かれたのです。

一つ目は、「現在分析」
二つ目は、「過去分析」
三つ目は、「未来選択Ⅰ」
四つ目は、「未来選択Ⅱ」

今日は私のゴール設定に基づき、書き進めていきます。
もちろん、これが正解なわけではありません。
あくまでも参考にしながらやっていただけると嬉しいです。

上記4つの中でも私は特に「未来選択」に時間をかけたのです。
過去を分析することももちろん大切だと思ったけれど、
過去の事実はどうあがいても変えられません。
(「解釈」し直すことはできますが)

だけど、これからの未来は、過去と違って選択できる。
マイナスと捉えている出来事や失敗と思っていることに囚われることなく、
この後の未来は自由に描けるのです。

そう思ったら私は、自己分析がちょっぴり楽しみに思えました。

5.自己分析を始めよう

ではどうやって自己分析をしていったのか、具体的に何をやったのか説明していきます。

ぜひ、これを見ながら一緒にやっていきましょう。

まずは、書くものを用意します。
自己分析は一年間、いや今後も見直すことになると思うので、
自分の好きなノートなどを選びます。


6.現在分析

まずは、一度ゴール確認。
・今自分の中にある価値観、思考の癖が言語化できている。
これが現在分析のゴールでした。

ゴールを確認できたら、早速スタート。

・ステップ1
自分の価値観をそもそも今の時点で言語化できるかどうか確認する。
そのために以下の問いを考えてみてください。

「大事にしていること、こういう風に考えがちだと思っていることを書き出してください」

私の場合は、これだけでは考えても考えても出てきませんでした。

なんか分かるようで言語化できないもどかしい気持ちでしたね。
そんな人でも大丈夫、一旦は保留して次に移りましょう。

ここで出てきた人はステップ3に飛んでも構いません。すばらしいです。

・ステップ2
「自分が好きなこと、嫌いなこと(苦手なこと)をそれぞれ10個書く」

本当になんでも構いません、あげれる人はもっとあげてもいいと思います。

「価値観は何」といわても難しいですが、何が好きか、嫌いかが分かれば、自分の価値観を探るヒントを得られます。

私の「好きなこと」「嫌いなこと」

「好きなこと」
・旅行
・読書
・散歩
  ・・・ ETC

「嫌いなこと、苦手なこと」
・否定されること
・誰かを排除したコミュニケーション
  ・・・ ETC


・ステップ3
「書いたものに対してなんでを五回繰り返す」

次は自分が書いたもの(ステップ1、ステップ2)に対して「なんで?」と問うてみましょう。

例えば私の場合、

・旅行が好き。
  ⇒なんで好きなの?
・非日常が味わえるから。
  ⇒なんで非日常が味わえるといいの?
・普段自分が全く知らないことが知れるから。
  ⇒なんで普段自分が全く知らないことが知れるといいの?
・新しい人、新しい場所、新しい考え方に触れることで、自分の固定観念に気付けるから。
  ⇒なんで自分の固定観念に気付けるといいの?
・周りの人、自分とは違う価値観の人を尊重できるから。

だいたい「なんで?」を五回ほど繰り返すと、自分の価値観が見えてきます。
好きなもの、嫌いなもの全てになんでなんでで問い続けると、似たような価値観が出てくるのではないでしょうか。


・ステップ4
自己分析テストをやって、さらに価値観を言語化してみよう。

ここまでくると、自分がどんな価値観の持ち主なのか分かってくるのではないでしょうか。

ただ「あまり言葉がしっくりこない」「どう表現していいか分からない」
そんな思いが私にはありました。
そこで、ネットなどでできる自己分析を使って、参考にできることを探します。
私はこの二つをやっていました。

・16personalities

・ストレングスファインダー

やった後で、共感するところに線を引き、ステップ3でうまく言語化できなかったことを補強して、自分なりの表現に。
共感したところは「何故そう思ったのか」過去の経験を思い返して、メモをしておくと次の過去分析で役立ちます。

とにかく「なんで」と問うことが大切です。
当たり前すぎて気づけなかった自分の考え方に気づけます。


このステップ1から4を反復しながら、自分の大事にしている価値観を明確にしていきました。

やってたときは、あまり考えてなかったのですが、ここで言語化していたことでは、ESや面接でよく聞かれる「大事にしていることはなんですか」、「どんな価値観の持ち主ですか」を話す時に非常に役立ちます。


7.過去分析

ここでもう一度ゴール確認。

その(現在分析ででた)価値観や思考の癖が過去のどの体験から誕生したのかを言語化できている。

これが過去分析のゴールでした。

今度はよくあるあれを書いてみましょう。

・ステップ1
モチベグラフ、自分史を書いてみて、過去の経験を掘り起こそう。
ここのフォーマットはネットに山ほどあると思いますので参考にしながら書いてみてください。
ここはとりあえずブレストしながら書くだけです。

・ステップ2
モチベグラフ、自分史の印象に残っている部分をピックアップして、自分の重要な価値観が形成されたことを探ろう。

「幼稚園の頃の記憶全然思い出せない」

とそこでずっと考えこんでしまうのではなくて、印象に残っているものだけピックアップしてみましょう。
そしてピックアップした出来事から何を得たのか、どう自分の考え方が変わったのか考えてみます。

もしかしたら先ほど現在分析で出てきた価値観の根元(原体験)になっているものも見つかるかもしれません。

現在分析で価値観をあぶり出し、過去分析で関連する出来事をあぶり出し、それをつなげていくイメージです。

この「現在から過去へ、過去から現在へ」という両方のアプローチをして、自分という人間に、どんな価値観があって、それはどんな経験から生まれたのかを理解します。


8.未来選択Ⅰ

ここでもう一度ゴール確認。

自分のこれからの未来をどう生きるか、どんな生活をしていたいか言語化できている。

これが未来選択Ⅰのゴールです。

さっきまでよりも少し難しく感じるかもしれません。
今度は「思い出す」のではなく「創る」のです。

・ステップ1
就活に関係なくこれからどう生きるか考えてみよう。

一旦今までやってきたことを離れて、どんな生きかたをしたいか死ぬほど考えてください。
「過去こうだったからこんな感じかな」
ではなくて、「こう生きたい」を大切しましょう。

普段会社の「求める人物像」に成り切ろうとしてしまうあなたも、
就活などは一切考えずにどんな風に生きたいか考えてみてください。

夢はある?
やりたいことは?
どんな人と一緒にいたい?
どんな人でいたい?
自分のどんなところをもっとのばしたい?

などなどこのような問いをあげだしたらキリがないですが、イメージできるだけイメージしてみてください。
どんな服を着ていたいか、どんなところに行きたいかなんでも構いません。

仕事だけが人生じゃないからこそ、仕事を選ぶ就活も、仕事以外のことも考える必要があるのです。

9.未来選択Ⅱ

もう一度ゴール確認。

最適な大学卒業後の進路がいくつかイメージできている。

これが未来選択Ⅱのゴールです。

ここでやっと今まで考えてきたことを踏まえて「はたらく」について考えてみましょう。

今までで明確になった価値観、これからの生き方を踏まえて、
どう「はたらく」のか。

会社には入るだけが道ではありません、
あなたの「これからの生き方」を叶えるにはどんな「はたらく」を選択しますか。
決して狭めずに洗い出してみましょう。

とはいえ、これを読んでくださる方は、「就活生」つまり、「会社に入る」人が多いと思います。

私もそうでした。
自分の「生きたい姿」をうかべても、私の中での最適解は、「会社に入ってお金をもらい、はたらくこと」
私たちは「はたらいて」お金をもらいます。
「はたらく」とは誰かに「価値を提供」し、
その対価として「お金をもらう行為」であるということができるでしょう。

だとすると、誰に、どんな価値を提供したいですか?
そう思ったのは何故ですか?
その人たちがどうなれば「あなたが価値を提供できた」と言えますか?


ここはできるだけ深ぼりましょう。
明確であればあるほど、どんな「はたらく」をするのか、明確になるはずです。
就活をしているみなさんなので、「会社を選ぶ」という枠組みから出ていない人も多いかもしれないけれど、会社に属さず自分で経営する、というのも一つの選択肢です。


10.おわりに

いろんな人に会うたびに、いろんな会社に出会うたびに、自己分析の再考を繰り返して、「納得のいくはたらく」を見つけてみてください。

私は、ガクチカが凄かったわけでも、なにか秀でた特技があったわけでもありません。
それでも多くの会社に合格をいただけたのは、
「会社のHPに合わせる」ではなく、「自分という人間を理解して、どう生きたいかの軸があったから」だと思っています。

面接もESの質問もHPに合わせて暗記する、ではなくて、自己分析を基に「あなた」を伝えましょう。

そこにあなたの「はたらく」を幸せにするポイントがあるのだと思います。

LINEからは非公開13本目noteの
「サマー20社突破の極意」をお送りします。

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