継続的な関わり方
「子どものやる気スイッチの入れ方」について、今回は「継続的に関わるについて」考えていきます。
これまでのまとめはこちらから↓↓↓↓↓↓
ゴールは自分で決める
「継続的な関わり」とは、具体的にどのような事なのか?ズバリ!!昨日との違いに気付くことです。
わが子が学校へ行けなくなった時、まずは前回の「聴くこと」を徹しました。これからどうしたいのか?行きたくなければ、このまま家にいた方が良いと考えるのか?それぞれの良い事・嫌な事を一緒に考えました。
その結果、1つの事を決めました。それは・・・・
「行ける日は、3時間目から行くこと」(算数の授業がだいたい2時間目なので、それを避けての登校を選択してました。)
そのため、算数は私が教えるようにしました。「行ける日は3時間目から行くこと」これは、子どもが自分で決めた目標でした。
変化を一緒に感じる
当然行ける日、行けない日、様々でした。行くと言っても、直前で頭が痛くなることもありました。それでも「行く」と自分から言えたら、それも成長したと感じるようになりました。
毎日の小さな変化を意識するようになり、いつも仕事で忙しいを言い訳に見落としてた、わが子の成長を実感しました。
それからは、気づいたことやちょっとした変化を言葉でも伝えるようにしました。それが、今となっては良かったと感じています。今では子ども自ら小さな変化を教えてくれるのです。自分の変化を敏感に感じ、教えてくれるようになりました。小学1年生で、自身を客観視することを学んだのです。
モチベーションアップのカギ
この「変化を伝えること」は、実は人間の持つ承認欲求を満たしているのです。人間の欲求を5段階に分けてあらわした、マズローの説は有名ですが。*ここでは詳しい説明は省きます。(参考までに、底辺から生存⇒安心安全⇒帰属⇒承認⇒自己実現です)
この承認欲求、結構重要でして、継続すると相手が自信を得るようになり、行動するエネルギーに変化するのです。
「きくこと」でまずで安心安全な環境を作り、「変化に気付き伝える事」で自信を付け、行動へと結びつく。
そのためにも、前回の「きくこと」が重要であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
次回は、個別的に関わるです。お楽しみに(*^^*)